今回は風呂フタをテーマに取り上げてみたいと思います
あまり話題に上がる事はない地味な存在の風呂フタですが、お風呂にとっては非常に重要なアイテムであり、浴槽の相棒と言っても過言ではないでしょう
そこでこの記事では
以上の内容を簡単解説していきます
ご覧頂くことで風呂フタ選びのヒントや指標となりますので、最後までお付き合いください
ではスタート
目次
お風呂の定番・巻きフタのメリット
まずは皆さんもよくご存知、巻きフタのメリットから紹介します

扱いやすくコンパクト
子供から年配の方まで扱いやすく、丸めてしまえば邪魔になりにくい
価格がリーズナブル
お財布に優しい価格設定がありがたいですね
使用しない時は浴槽の端に丸めて置いておく事や、浴室内、脱衣場に立てて置いておく事も出来ます
巻きフタのデメリットはつけおきで解消
巻きフタには致命的なデメリットが二つあると思います!
一つ目のデメリットは多くの方が経験しているでしょう
使用期間が長くなると、つなぎ目の箇所が切れてしまい、バラバラになって壊れてしまう
もちろん簡単に起きる事ではありませんが、修理不可能なので交換が必要になります
我慢して千切れた状態でも使用は出来ますが、あまりお勧めはしません
ホームセンターなどでも購入出来ますが、浴槽の形状と合わない場合は、メーカー専用品をオススメします。古い型でも手に入る可能性があるので、問い合わせてみましょう
もう一つは壊れるよりも厄介なデメリット
表面が凸凹しているので、掃除がしにくい
特に凹んでいる部分はこまめに掃除していないとカビが生えやすいです
全体的にもお手入れしにくい形状で、汚れやすく、いつか壊れる物だと思って使用した方がいいでしょう
他のお風呂用品と一緒に、浴槽につけおき洗浄がオススメ!
▽あわせてオススメ 浴室のドア選びをする際に役立つメリットと弱点を知るページはこちら
冷めにくい断熱仕様もある・組みフタのメリット
最近スタンダードになりつつある、組みフタのメリットを紹介

巻きフタのように表面が凸凹していないので、お手入れは楽
これは説明するまでもありませんが、平らな面の掃除はやりやすいです
断熱組みフタは、断熱効果が高く長時間お湯が冷めにくい
浴槽の保温効果が高まると同時に組みフタが一気に定番化されましたが、巻きフタよりも気密性が高く保温材などを仕込むスペースがあるからでしょう
▲ただし断熱仕様の物と、そうでないものがあるので注意してください
浴槽が断熱仕様であれば、組みフタも断熱仕様を選択する事になります
二枚、もしくは三枚の板状の蓋を浴槽にかぶせて使用し、使わない時は専用のフックに引っ掛けたり立て掛けておくのが一般的です
組みフタのデメリット解消は風呂フタフック

価格はリーズナブルとは言えません
当然といえば当然なのですが、巻きフタよりも価格はアップします
さらに価格が上がるのが断熱仕様の組みフタの場合です
断熱組みフタが標準装備の場合でも浴槽が価格の高い保温仕様になるので、結局は価格がアップしていることになります
巻きフタに比べると、使用する時も片付ける時も手間はかかります
これは慣れれば気にならないでしょうが、子供や年配の方には負担になることもあるでしょう
浴槽に入った時、風呂フタに頭や体が触れてしまう場合
これは風呂フタフックが一点式の場合に起こるデメリットです
浴槽に風呂フタを置いてフックに掛けて入浴する形になってしまう為で、脱衣場やお風呂の隅にでも置いておけば防げるのですが、それでは使い勝手が悪すぎるのでデメリットにしました
これを回避する為には、風呂フタフックは三点式の物を選択して、浴槽に座った時に頭の位置より上に置けるようにしましょう
▽あわせてオススメ ユニットバスを便利に使うためのオプションを紹介したページはこちら
オススメは冷めにくい風呂フタ・まとめ
オススメはやはり断熱性能が高い組みフタです
断熱組みフタは価格こそ高くなってしまいますが、お湯が冷めにくい快適さとエコの観点から考えても選択するべきでしょう
また製品寿命を考えた場合、巻きフタよりも長く使えて、お手入れのしやすさからもオススメしたいと思います
但しどちらの風呂フタも一長一短がありますので、ご自身のライフスタイルにあったものを見つけてください
最後に個人的に残念と思う事は、この風呂フタというものが全然進化しないという事
かなり昔から存在しているのに、進化したことは断熱効果が上がったぐらいのものです
そろそろ新たな発想、新しい技術を駆使して画期的な商品を生み出してもらいたいと思います
それでは今後の風呂フタに期待しましょう
ご覧頂きありがとうございました
この記事を参考にして頂けたら幸いです
それでは素敵なバスライフを
▽あわせてオススメ 洗面台選びの参考にしてもらいたい情報があるページはこちら