キッチンと色やメーカーが違ってもOK!カップボードを選ぶコツを簡単解説

システムキッチン

カップボードとキッチンは別々の色やメーカーでいいのか?

それともキッチンと同じ色やメーカーで統一すべきなのか?

新築、改築を問わず、この問題にぶつかる方は意外と多いのではないでしょうか

一番簡単な答えは、同じメーカー、同じ色が分かりやすい正解です

しかし発想を変えるだけで、自分だけの正解を見つけることも可能だと思います

そこでこの記事では

元キッチン施工業者が教える

・カップボード選びのコツと注意点をパターン別に解説

・予算オーバーなどの対応方法を解説紹介

・量販店などで購入する際のポイントを解説

これらの内容を中心に簡単解説していきたいと思います

カップボード選びの悩みや問題を解決するヒント、指標が見つかるはずなので、ぜひ最後までお付き合いください

ではスタート

目次

キッチンと同じ色やメーカーで合わせる場合

欲しいキッチンのメーカーやグレード、扉色などが決まってる場合、とりあえず候補のカップボードを選んでみましょう

カップボードの組み合わせも複数パターンがありますので、何種類かの候補を見積もりしてもらったらどうでしょうか

この時点でキッチンとカップボードの組み合わせに納得、予算範囲内に収まるのであれば、もちろん購入を決めてもいいでしょう

しかし少しでも気になる事があれば、一晩だけでも考えてみましょう

周りは早く購入を決めてほしい人ばかりなので、聞こえないフリをしてみるのもいいかもしれません

同じメーカー、グレード、扉色は設置した時の一体感もあり、設置もスムーズで購入後のメンテナンスなども安心です

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予算オーバーしてしまった場合の解決方法紹介

もし同じメーカー、グレード、扉色で予算オーバーしてしまう場合は、機器類のグレードを落とす以外にも、いくつかの方法があるので紹介します

1・カップボードのグレードを落とせる場合、グレードダウンしてみましょう

上級グレードのキッチンを選択している場合、その下のグレードがあれば上級グレード似たような扉色が存在する可能性がありますので、そちらを選択する事で価格を抑える事ができます

キャビネット色(箱の部分)が違ってしまう場合もありますが、それほど目立たない部分なので許せる範囲だと思います

2・キッチンとカップボード両方の扉色を低価格の物に変更する

これは希望していた扉色を思い切って変更する事で解決していく方法です

キッチンは扉色が変わるだけで、数十万円の違いが出る場合もあるので非常に効果的です

3・扉色の統一をやめて、キッチンとカップボード別々の色を選択してみる

どちらかの扉色を低価格の物に変更することで、価格を抑える方法もあります

同色、もしくは似たような扉色にしなくても、選択次第ではオシャレなキッチンスペースとなるでオススメです

4・商品点数を減らし、無くても困らない収納は購入をやめる

吊り戸棚やワゴン、大きいカウンターなどが本当に必要なのか考えてみましょう

サイドパネルなどの無くても問題無い物もあるので、減らす事で価格を抑える事が可能です

前向きに検討、妥協していくことで、後悔のない選択が出来るのではないでしょう

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違うメーカーにすることで幸せになる方法もある

上記の方法では、内容、金額などに納得が出来ない場合は、キッチンとカップボードのメーカーを変えてみる方法もオススメです

この方法は、扉色やグレード違いなどの見た目問題も気にならず、こだわりと本来求める使い勝手の良さを得る事も可能です

実際キッチンとカップボードのメーカーを変える方は、相当数おられます

例えばキッチンは使いやすさでAというメーカーを選択、カップボードはデザインの気に入ったBというメーカーを購入するといった場合です

また予算上の問題がある方も違うメーカーを選択することで解決できれば、グレードや扉色の違いにガッカリすることも回避できるかもしれません

もちろん見積もり一つでも1箇所では済まないので、時間と手間がストレスになる場合もありますが、大きな買い物ですし、長い時間触れ一緒に過ごして行く物、そう考えると妥協はしたくないですよね

商品価格以外に、運搬費、施工費などもキッチンとは別に考えなくてはなりません

違うメーカーを選択することは、割高になる可能性もあります

ニトリやIKEAにも魅力的なカップボードあります

住設メーカーだけが、カップボード扱っているわけではありません

ニトリ、IKEAなどの大型店からホームセンター、家具を扱っているようなお店でもカップボードは購入可能です

大型店は色々な商品を取り扱っていますし、店舗に無い場合は取り寄せに対応してもらえる場合もあります

また家具店などには、そこでしか購入出来ないお買い得品なども存在しているでしょう

機能的にもデザイン的にも住設メーカーに負けず劣らずの商品もあり、コストパフォーマンスに優れた商品が多いように感じます

お近くに店舗がある方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか

店舗が近くにない場合はネット通販なども利用可能な場合があるので、利用してみてもいいでしょう

商品サイズの確認、搬入経路などの確認作業には注意しましょう

量販店などで購入した場合は注意が必要

<注意点を紹介>

壁との間に隙間、扉や引き出しなどが干渉する場合など

住設メーカーの場合は図面という物が存在するので、商品に合わせて駆体を作ったり、駆体に合う商品を選択し設置する為に隙間や干渉がほとんどありませんが、量販店などの場合は上手くいかない場合も考えられます

量販店などで購入する場合は、多少の隙間は気にしない方が当然幸せにはなれでしょう

ただし扉が干渉して開かない場合など、致命的な問題だけは発生しないよう注意が必要です

事前に商品サイズが分かっていれば、それに合わせて躯体を作ってもらうことも可能なので、相談してみてもいいでしょう


商品配送はしてくれるが、本体固定などをしていかない可能性が高い

大型商品の場合、配送業者などに配送してもらう事になると思います

大型商品は配送、指定場所へ設置はしてくれるでしょうが、肝心の固定まではしていかない可能性が高いでしょう

昨今、地震が多くなってきているので、特に大型の物はしっかり固定していないと万が一の時に危険です

ご自身で固定などの作業をやれる方は心配ありませんが、無理な場合は工務店などに相談してみてはいかがでしょうか

今回はとりあえずのカップボードを購入してみる

好みの物が予算内に収まらない場合、今回はとりあえずの商品を購入して、資金に余裕ができた時、本当に欲しい物を購入してみる方法もあります

このような先の見えにくい時代では、支払いで無理をする事は後々後悔する可能性も高いでしょう

余裕が出来るまでは、仮の姿でもいいのではないでしょうか?

家というのは長く付き合う物ですから、数年後にカップボードを購入しても、その先の方が長い時間になるはずです

将来に備えて必要なカップボードスペースを確保しておくこと、取り付けたい壁面に下地(ベニア板等)を入れておきましょう

まとめ

カップボード選びついて解説紹介させてもらいましたが、いかがだったでしょうか

様々な選択方法がありますので、時間の許す限り検討してみてもらいたいと思います

どうしても迷った際は、一度立ち止まってあまり興味の無い商品を検討してみるのもいいでしょう

そこから新しい発想が生まれて、自分の一番を見つけられるかもしれません

皆さんの夢や希望が詰まったキッチンが実現することを願っております

ご覧頂きありがとうございました

この記事を参考にして頂ければ幸いです

それでは素敵なキッチンライフを

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