日常生活で使用頻度の多い物の中に洗面台があります
しかし選択する際の優先度は、キッチンやユニットバスに比べると低くなりがちだと思います
確かにどれを選んでも、それほど使用感の違いは分かりにくい洗面台ですが、日々の積み重ねを考えると少しでもライフスタイルに合ったものを選択したいものです
そこでこの記事では、洗面台に関する情報、オススメの鏡、ボウル、キャビネットをパーツごとに分けて紹介していきたいと思います
最後まで読んで頂くことで、洗面台選びのヒントや解決方法が見つかると思いますので、ぜひお付き合いください
ではスタート
目次
洗面台の取り付けについて紹介
まずは洗面台の基礎知識として、施工についてご説明したいと思います
自身はキッチンとユニットバスの組み立て施工を20年ほど行ってきましたが、洗面台の施工はそれほど多く行ったことはありません
洗面台は、基本的に設備業者の方が配管と同時に施行します
施主の立場からすると、キッチンやユニットバスと同時購入した場合など、施工も同じ業者が行うものと思うのは当然かもしれません
またキッチンやユニットバスと同時に洗面台も納品される事が多いので、同時に設置していくものと勘違いされる方もいらっしゃいます
それから洗面台の設置は、通常内装工事が終わってから仕上げ段階に行います
設備業者こそ洗面台のプロフェッショナル
洗面台というのはほとんどの場合、鏡、ボウルキャビネット、もしくは鏡、ボウル、キャビネットの2、3点のセットが基本です
洗面台の基本作業工程とは
1・キャビネット、もしくはボウルキャビネットを設置
2・ボウル設置(キャビネット別体の場合のみ)
3・ミラーキャビネットを設置、固定
4・給水、給湯、排水の接続
5・仕上げ、通水テスト、完了
作業工程で大部分を占めるのは、4、5の項目だけなので設備業者だけでも完結するのです
組み立てが非常に難しい特殊な洗面台のみ、キッチン業者が組み立てる場合があります
好みの洗面台を見つけよう

洗面台もキッチンと同じく、鏡やキャビネット、収納部分などを好みに組み合わせ出来ます<不可の商品もあり>
キッチンほど選択筋は多くはありませんが、選ぶ楽しさも重要なポイントではないでしょうか
機種によって選べる選択筋が変わってきますが、各社十分なラインナップは用意されていると思います
水栓金具もシャワー付き、無しを選択出来たり、オプションも色々用意されているので、必要な物を選択していくといいでしょう
使いやすさは見やすさだけではない!鏡を選ぶコツ
女性の方にとって、鏡選びは重要なポイントになるでしょう
収納力と使いやすさを考え、二面鏡もしくは三面鏡がオススメ!
一面鏡から二面鏡、三面鏡ぐらいがスタンダードで、五面鏡なんて物もあります
やはり収納を考えると2面鏡、もしくは三面鏡が使いやすくオススメです
細かい物の収納には、鏡裏のスペースを有効利用するのが最適でしょう
必需品の曇り止めに関しては電気を使用する物が一般的ですが、鏡にコーティングをした曇り止めの物もあり、スイッチを押す手間を省き、LED照明との組み合わせは非常にエコです
洗面ボウル

様々な種類が用意されていますが、主な材質は陶器、人工大理石、ホーローなどです
水はね、汚れも安心のバックガードが高いものがオススメ!
各メーカーとも色々な工夫がしてあり、形状こそ違いはありますが、どれも使いやすさを追求してあります
ゴミが溜まりにく形状になっていたり、水ハネを防ぐように工夫されています
お手入れのしやすさが重要となる部分なので、ボウルのすぐ上が鏡になっているものよりは、ボウルと一体型のバックガードの高さに余裕があるものがオススメです
設置スペースに余裕があれば、ボウル横にカウンターが付いているタイプもオススメ!
小物などを置いたり出来るので、お化粧をされる女性の方には非常に使いやすいと思います
またトクラスには小型犬などペットのお世話がしやすい洗面台もあるので、興味のある方は検討してみてはいかがでしょうか
オススメのキャビネットは引き出しタイプ

洗面台の下台、つまり洗面ボウルが乗っているキャビネットになります
引き出しタイプが絶対にオススメ!
現在はキッチンと同じく、多くの機種で引き出しが採用されています
開き扉に比べて奥に収納した物も取りやすいので、とても使いやすくて便利です
洗面台は洗剤やシャンプーなどの買い置きした物が増えやすく、奥へ詰めて収納してしまいがちなので、引き出しタイプの方を選択した方が使い勝手は断然いいでしょう
スペースに余裕があるなら収納力アップを
スペースに余裕があるのなら、トールキャビネットや吊り戸棚を設置する事も可能です
トールキャビネットは非常に便利に使えるのでオススメです!
タオルや小物なども、使いやすく分けて収納することが出来ます
吊り戸棚はあまりオススメしない、その理由とは
使用頻度は少ないですし、入れたら入れっぱなしの状態になる可能性が高いです
それから洗面台というのは脱衣場に設置する場合が多く、脱衣場というのはほとんど北側になります
北側というのは基本的に日当たりが悪くなるので、少しでも明るい雰囲気にするためには、吊り戸棚は無い方がいいでしょう
扉一つでもイメージは変わる
暗くなりがちな場所には明るいカラーがオススメ!
扉のカラーも機種やグレードによっては、豊富に設定されています
またスタンダードな洗面台でも、人気の定番カラーは設定されているので困ることはないでしょう
どうしても暗くなりがちな洗面所、脱衣場を考えると、明るいカラーを選択しておくことをオススメします
洗面所や脱衣場は比較的狭い空間になるので、扉カラーによってアクセントを付けたり全体をまとめたりと、扉一つでも変化を付けられるので、じっくり検討してみてはいかがでしょうか
まとめ
オススメの洗面台を部分ごとに分けて紹介させてもらいましたが、いかがだったでしょうか
どうしてもキッチンやユニットバスと同じメーカーを選択する事が多くなる洗面台ですが、他のメーカーも調べて検討してみることもオススメします
そうすることで、見えなかった部分や必要のない部分が見つかる可能性があるからです
同じように見えても違いがありますので、ライフスタイルに近いものを見つけることが快適への近道となります
生活の中に欠かせない洗面台、ぜひ時間をかけて選んでみたらいかがでしょうか
ご覧頂きありがとうございました
この記事を参考にして頂けたら幸いです
それでは素敵な洗面ライフを