【点検口】ユニットバスの天井裏から自主点検!?覗いてみますか?

浴室・洗面台

毎日使うユニットバスですが、その裏側をご存知の方は少ないでしょう

それもそのはずで裏側が見えてるようでは問題ですし、一度組み立てしまえば壊す機会でもなければ無理でしょう

しかしユニットバスには便利な物が装備されています

ご存知の方も多いでしょうが、必ず天井に点検口がありますので、そこから天井裏なら覗くことができます

また一部のユニットバスには、浴槽エプロンに点検口があるタイプもあるので、その場合は床下も覗くことが可能となっています

今回この記事では、ユニットバスの天井裏に興味がある、もしくは気になることがある、そんな方達に向けてのアドバイスと注意点をお伝えしたいと思っております

読んで頂くことで問題解決のヒント、悩みを解消出来る可能性がありますので、ぜひ最後までお付き合い下さい

ではスタート

目次

ユニットバスの点検口から天井裏へGO!

ご自宅のユニットバスの天井をご覧いただくと、点検口が必ずあります

天井が一部分だけくり抜いてあって、その部分が蓋のようになって収まっているはずです

では手順の説明をしていきたいと思います

1・脚立を用意

高さは150cm〜180cm位ある物が余裕もあり安心して使用出来ます

2・照明を用意

出来れば投光器のような広い範囲を強力に照らせる物がオススメ

3・脚立に乗り点検口を持ち上げ、横にずらして置く

点検口が樹脂のフックなどで固定をしてある場合は解除してから上げる

4・安全確認を行いながら照明を先に上げる

断熱材などが乗っている場合もあるので、落下物には注意が必要

5・問題がなければ天井裏へ

天井裏の高さが低い場合、特に頭上には注意した方がいいでしょう

必ず安全確認と脚立の適正使用を心掛けてください

脚立の天面に乗る事は禁止されています

いざ自主点検を開始

先ほども説明しましたが、明るく広い範囲を照らせる照明を用意してください

初めての場所や慣れない場所は明るい方が安心出来るので、小さい懐中電灯などは見えにくくて逆に怖いと思います

天井裏というのはほとんどの場合真っ暗で、いいとこ換気用のガラリ等から光が差し込む程度でしょう

ただしそれ以外の不自然な光の差し込みがある場合は、どこかが破損している可能性もあります

放っておくことはプラスにはならないので、場合によってはプロに確認してもらう必要があるかもしれません

害獣の確認をしましょう

先に照明を上げて照らしておくことで、害獣との遭遇を回避することができます

自身も点検や修理で何回も天井裏を経験していますが、必ず頭を出す前に明かりを天井裏に入れます

これだけでも身の危険を回避することが可能なので、間違っても頭を先に天井裏へ入れるのはやめましょう

害獣の寝床になっていないかを匂いやフンでしっかり確認してみましょう

乾いたフンは意外と匂いがしないのですが、断熱材の上などは目視でも確認しやすいので、可能な限りチェックしましょう

害獣というのは床下から天井に上がることも多いので、住宅の基礎部分や床下付近の隙間などもチェックしておくことをオススメします

雨漏りの確認と配線の確認も重要!

害獣の確認と同時に雨漏り、配線の確認もしておけば安心です

柱や壁などに水のシミが無いかを確認し、電気配線の確認もしておけば間違いないでしょう

雨漏りは徐々に家を侵食していきますし、配線を害獣などに悪戯されている場合は火災の発生原因ともなります

安全に確認できる範囲だけでも行ってみたらどうでしょうか

害獣も含め不安な箇所や怪しい部分を発見した場合、プロに相談することが解決の近道となります

天井裏の都市伝説!?

普段から天井裏の物音には注意しておく

害獣なら光で威嚇できますが、もしも人だったら話は別です

常識では考えにくいですが、可能性は全くゼロではありません

もし遭遇してしまったら落ち着いて、決して大きな声を出さないようにしましょう

そして安全な場所に移動し警察に連絡をして下さい

▽あわせてオススメ  天井裏のダクトと関係があるのがコチラ

天井裏から愛を込めて

天井裏にその家の本当の姿が見える

害獣や雨漏りなどの確認が済んだら、天井裏を見渡してください

ほとんどの住宅の場合、断熱材や電気の配線、配管などが見えるはずです

この機会に職人の方がどんな仕事をしてあるのか、それを確認してみましょう

それからタバコの吸い殻、空き缶や紙屑などのゴミは無いか、余った材料や置き忘れられた道具は無いかも確認しておきましょう

これは自身の経験談ですが、建物だけでも数千万はする知られた工務店のユニットバス修理を行った際に見た天井裏は、吸い殻や空き缶、廃材のゴミ捨て場状態でした

見える部分だけを綺麗に丁寧に仕上げる事は簡単ですが、見えない部分こそ大事にしてもらいたいのがユーザー心理でしょう

仕事に愛情を注ぐ職人の方を何人も見て知っていますが、ぜひそんな方達に仕事は任せたいものです

まとめ

天井裏についてお話しさせてもらいましたが、いかがだったでしょうか

近くて遠い場所である天井裏には、実は様々な側面が隠れていることを知ってもらえたと思います

しかし個人的には天井裏は覗かない方がいいような気もします

今更何を言ってるんだとお叱りを受けそうですが、知らない方がいい事もあるといったところでしょうか

とは言ってもどうしても気になる方は、自己責任でお願いします

また、ユニットバスの天井裏に何かを隠したりするのはやめましょうね

ご覧頂きありがとうございました

この記事を参考にして頂けたら幸いです

それでは素敵なバスライフを

▽あわせてオススメ こちらもいざという時のために

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