【実践方法】洗面台と壁の隙間を埋める!快適な落ちない汚れない洗面台を目指す

浴室・洗面台

洗面台と壁との隙間、気にはなっていても、ついついそのままという方も多いのではないでしょうか

また始めから隙間があると、こういうものだと思われている方も少なくはないでしょう

しかし洗面台の隙間というのは、決してプラスに作用することはありません

そこでこの記事では

元施工業者が教える

・なぜ洗面台に隙間が出来てしまうかを解説

・洗面台を購入される方に向けた解決方法を紹介

・すでに使用されている方に向けた解決方法を紹介

これらの内容を分かりやすく解説紹介していきたいと思います

この記事をご覧頂くことで、放っておくと大切な家にもダメージを与える洗面台の隙間問題、それを解決する為のヒント、指標、方法が見つかりますので、ぜひ最後までお付き合いください

ではスタート

目次

なぜ洗面台と壁の間には隙間ができるのか?

洗面台の左右どちらか片方に壁がある場合

壁側に隙間なく設置しようとしても、洗面ボウルの形状、鏡や収納の形状、もしくは幅木などの取り合いの為、側面の壁との間に隙間が出来てしまいます

ほとんどの場合は、このパターンに当てはまるのではないでしょうか

洗面台が左右壁に囲まれている場合

洗面台の大きさピッタリに躯体を作ってしまうと収まらない可能性があるので、クリアランスを確保した躯体を作る必要がある為です

また基本的に洗面台を設置する前にクロスなどの壁仕上げを行うので、クリアランスは設置する際の傷防止策といっていいでしょう

そのような事情から、どうしても隙間が発生してしまうのです

洗面台の他にキッチンなども、設置スペースにクリアランスを作るのは基本

隙間があることで発生する問題

隙間のある状態で使用していると、ゴミやホコリもちろん歯ブラシなどの細い物も落ちてしまいます

いつも洗面所に置いてあった物が見当たらなくなると、隙間に落ちていたなんてことも当然あるでしょう

隙間に落ちた物を定規などで引っ張り出す、これは多くの方が経験しているかもしれません

しかし一番の問題は、跳ねた水が落ち、湿気が溜まりやすいこと

湿気が溜まりやすく掃除なども簡単に出来ないので、壁面にカビや黒ずみなどが発生しやすくなります

また湿気が多いことは、クロスなどが剥がれてくる原因にもなるので注意が必要です

やはり少しでも早めの対応をして、気持ち良い洗面スペースを目指すのが得策でしょう

洗面台を新しくする場合・パネル仕上げで清潔、快適な洗面台へ

側面の壁をキッチンパネル仕上げにすることを、オススメとして紹介します

パネルの仕上げ範囲によって変わりますが、材料のキッチンパネルは3×6サイズ(910mm×1820mm位)もしくは3×8サイズ(910mm×2420mm位)一枚で十分でしょう

上から下まで全面パネルを貼るか、もしくは鏡の高さに合わせたり洗面ボウルより高めの位置まで貼るなど好みでいいのですが、お手入れを考えると上から下まで全面貼っておいた方がいいかもしれません

またキッチンパネルの奥行き寸法は駆体の状況にもよりますが、洗面台の奥行き寸法よりも最低10cm位は広めに貼るようにしましょう

こうしてキッチンパネルを貼っておく事で、水跳ね汚れも簡単に落とせますし、カビや黒ずみなども防ぐ事が出来ます

最終的にはコーキング仕上げが必要となる

しかしパネルを貼っただけでは仕上がりとはいえません

どうしても洗面台とキッチンパネルの間には隙間が生じるので、洗面台取り付け完了後にコーキング処理が必要となります

そうなるとキッチンパネルを貼らず、クロスにコーキング処理で隙間解消と考える方もおられるかもしれませんが、長期使用を考えれば汚れ対策と隙間対策は同時に済ませるべきです

キッチンと同時施工がオススメの理由

新築の場合はもちろんですが、改築の場合でもキッチン組み立て施工の際に、洗面台パネル工事を同時に行ってもらう事で、費用を抑えられる可能性が高いでしょう

またキッチン施工業者は、当然キッチンパネル工事のプロですから仕上がりもキレイです

ただしコーキング工事については、洗面台の設置というのは設備業者の方が設置する事になりますので、コーキング施工業者の方にやってもらうのが正解です

ちなみにパネル工事は大工工事でも可能なので、どんな方法でやるかは元請さんなどに相談してみましょう

▽あわせてオススメ キッチンパネルの活用方法はコチラ

現在使用している洗面台・DIYでも可能な解決方法を紹介!

既に洗面台を使用されている場合でも、キッチンパネル工事を行うことは非常に有効な手段ですが、コストパフォーマンスが悪いのでおすすめしません

やはりDIYをすることで、早く簡単に費用を抑えて解決する方法がオススメです

意外と簡単!DIYでコーキングに挑戦してみよう

まず紹介するのは洗面台と壁との間をコーキング処理する方法です

もちろん専門業者などに依頼する事も可能ですが、DIYでもなんとかなります

作業方法は動画などで詳しく説明しているところがありますので、参考にしてみましょう

用意する物

コーキング、コーキングガン、コーキング用のヘラ、マスキングテープ、バックアップ剤など

費用はホームセンターなどで2千円程

ちなみに仕上げの良さが左右されるコーキング用のヘラですが、使わず仕上げる事も可能です

どうやるかというと、ヘラの代わりにご自身の人差し指を使用する方法となります

コーキングに慣れていない方の場合、こちらの方がキレイに仕上がるでしょう

手や本体などに付着したコーキングは、消毒用アルコールなどを使えば落とす事が出来ますが、時間が経つと落としにくくなるので注意して下さい

ただし皮膚の弱い方や汚れが気になる方は、ヘラを使用した方が間違いありません

DIYでも可能!手軽なパネル工事方法とは

隙間だけではなく、壁面のシミや汚れ等が気になる場合の方法を紹介します

樹脂系パネルで仕上げるDIYに挑戦してみよう

壁全面をパネル仕上げにすることは難しいですが、洗面ボウル周辺だけならハードルは下がります

それにパネルなどを使用するだけで仕上がりはグッと良くなるので、やってみる価値は十分あると思います

用意する物

樹脂系など水に強いパネル、両面テープ、コーキングに必要な物

費用はホームセンターなどで2〜3千円程

洗面台と壁との隙間に、両面テープを貼り付けたパネルを差し込み貼り付けます

なるべく薄い両面テープなどの方が、見た目もスッキリするでしょう

貼り付けた後は、洗面ボウルとパネルの隙間をコーキングで仕上げれば完成です

ポイントとしては、パネルをカットする手間を省くために丁度良いサイズのパネルを見つける事

この方法で仕上げれば、隙間も埋まり水跳ねなどによるカビや黒ずみ対策にもなるでしょう

しかも隙間が広い場合でもパネルの厚さを調整することで、細いコーキング処理になる為、仕上がりがキレイになりやすいというメリットもあります

もっと簡単!耐水性のあるシートで仕上げる方法

100円ショップなどを利用して、もっと手軽に隙間と汚れ対策をする方法を紹介します

耐水性のあるシートなどを使ってDIYに挑戦してみよう

パネルやコーキングは難しいと感じる方は、水を弾く素材のシートなどを使って隙間対策をしてみてはいかがでしょうか

女性でも気軽に挑戦可能ですし、費用面の負担が少ないのも特徴です

用意する物

耐水性のあるシートなど(レジャーシートや下敷き等でも可)両面テープ、パテなど隙間を埋める物

費用は100円ショップなどを活用すれば数百円〜二千円程

シートなどの材料ならば、ハサミでカットすることが出来るので、負担も少なく誰でも安全に作業が行えるのがポイントです

また強力な両面テープを使用せずにシートなどを固定しておけば、汚れた場合でも簡単に貼り替えることが出来ます

壁と洗面台の隙間は、エアコンの配管を埋めるパテなど使用することで、コーキングの代用とすれば簡単に仕上げられます

材料はもちろん水を弾く素材ならなんでもいいので、ビニール系やプラ系でなくてもOKです

例えば、ガスコンロ周辺に設置するアルミ製のパネルのような物でも大丈夫です

加工も簡単で100円ショップなら柄物などの商品も簡単に手に入るので、試してみる価値はあるでしょう

DIYで作業をされる方は、くれぐれもケガや事故の無いよう気を付け、後々もケガや事故の無いような仕上げを必ず行ってください

まとめ

洗面台の隙間問題について解説紹介させてもらいましたが、いかがだったでしょうか

ちょっとした洗面台の隙間、それがあるのとないのでは大きな差が生まれるでしょう

やはり早めの対応をすることが、多くのメリットを与えてくれるはずだと思います

また住宅に関する様々な悩みや問題というのは誰しも抱えるものですが、それを楽しみやライフワークに加えることが出来れば幸福度は増すのかもしれません

皆さんの問題が1日も早く解決することを願っております

ご覧頂きありがとうございました

この記事を参考にして頂ければ幸いです

それでは素敵な洗面ライフを

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