食器や調理家電、食材などを収納するためのカップボードですが、使用していくうちに壁面の汚れが意外と目立つようになります
壁全面が収納になっているような場合は、さほど汚れが気にならないでしょうが、壁面が見えるオープンスペースのあるカップボードの場合、その部分をクロス仕上げにしてしまうと汚れて掃除も大変になります
そこでこの記事では、カップボードのオープンスペースをキッチンパネルで仕上げる為のコツを解説、紹介していきます
新築、改築、既にキッチンを使用されている方にも役立つ情報となっておりますので、ぜひ最後までお付き合いください
ではスタート
目次
カップボードのオープンスペースとは
まずカップボードのオープンスペースについて解説します
カップボードのキャビネットが無い部分、壁面が見える箇所をオープンスペースといいます
つまり何も設置されていない場所ということです
下記のようなカップボードの形にオープンスペースが生まれます
カップボードを正面から見て
・カタカナの「コの字」の形になるもの
トールキャビネット、吊戸棚、カウンターの組み合わせ
・カタカナの「ニの字」の形になるもの
吊戸棚とカウンターの組み合わせ
・アルファベットの「L字」の形になるもの
トールキャビネット、カウンターの組み合わせ
トールキャビネット、吊戸棚の組み合わせ(逆L字)
・カウンターのみ、吊戸棚のみの場合

写真は「コの字」のカップボードになります
キッチンパネル仕上げを図面に記載する
オープンスペースにキッチンパネルを貼る場合、事前に建築側にその意思を伝えたうえで、ショールームの打ち合わせの時にも必ず希望を伝えましょう
オープンスペースのキッチンパネル仕上がりを、図面などに記載してもらう事が重要です
口約束だけでは後々問題が起きる可能性がありますので、しっかり図面と詳細に記載してもらいましょう

【おすすめ】パネルはキッチンと合わせる
図面等の確認と同時に材料の確認も必須です
キッチン側で使用するキッチンパネルと同じ物を使用する事で、材料のムダを省き節約出来るのでおすすめです!
キッチン側で施工した残りの材料で足りるのか、それとも追加の材料が必要なのかを確認します
逆にキッチン側と違う柄のキッチンパネルを貼ってみたい場合は、必然的にカップボード分を追加する必要があります
注意!いくら目地が入っても平気はNG!
多くの場合、パネルに無駄な継ぎ目が入ってしまう場合に、パネルを追加するというのがパターンです(継ぎ目とはパネルを分割して貼った時に出来る目地)
なぜかと言うとパネル目地が少ない方が見た目がキレイな為です
ただし、ご自身が目地が入る事をそれほど気にしないのであれば、その旨を伝えて材料が足りるのかを確認して下さい
例えるなら、横幅180センチのパネル貼りとして、多くてもパネル3分割の目地2本まで、それ以上多いと見た目があまり良くありません
先ほども言いましたが、目地は少ない方がキレイで、お手入れも簡単です
他にも追加で必要な部材がある
・キッチンパネルを貼る為の接着剤や両面テープ
・キッチンパネルの木口を隠す為のモール
これらの部材は、キッチンパネルの施工範囲が増えると必然的に追加が必要となります
打ち合わせの時にしっかり確認をして、これらも必ず図面や詳細などに記載してもらう事が重要です
施工業者が現場でキッチンパネルを貼る際に、一つでも材料が不足していたら施工ができない可能性もあります
使用されていても工事が可能

既にカップボードを使用されていて、オープンスペース部分の汚れが気になり、なんとかしたいと思われている方も多いのではないでしょうか
新しくキッチンを購入した時に、キッチンパネルを貼っておけば良かったのは言うまでもありませんが、もちろん後からでも工事は可能です
自宅を建築した工務店、リフォーム会社などに一度相談してみてはいかがでしょうか
それが無理な場合は、メーカー、ショールームなどに相談されてもいいでしょう
まとめ
カップボードのオープンスペースというのは、気がついたら汚れていたというパターンが多いです
レンジやトースターなどを置く場合が多いのも原因の一つでしょうが、このような場合でもキッチンパネルを貼っておく事で掃除が楽になりますし、クロスのような変色の心配もありません
キッチンパネルを貼ることのデメリットは、おそらく費用面ぐらいだと思います
しかし長い目で見ると、コストパフォーマンスが非常に高くオススメです
これからカップボードの購入を検討されている方は、ぜひアイデアの一つとして参考にしてください
ご覧頂きありがとうございました
この記事を参考にして頂けたら幸いです
それでは素敵なキッチライフを