ラクエラではなくステディアを選ばないと後悔する!10の違いと理由

システムキッチン

クリナップのキッチンは主に、コルティ、ラクエラ、ステディア、セントロの四種類があります

その中でもラクエラとステディアの人気が高く、購入候補としている方は多いでしょう

この2台のキッチンはカテゴリーがほぼ同じで、パッと見る限り細かな違いが分からない、これが一般的な感想ではないでしょうか

しかし両者には決定的な違いがあり、選ぶ際にそれを知らずに見逃してしまうことが多いキッチンでもあります

そこで、この記事ではステディアをオススメするにあたり

元キッチン施工業者が伝えたい

・ラクエラとはどんなキッチンか?

・ステディアについて簡単解説

・ステディアを選ぶべき10の理由とは

これらの内容をシンプルに解説、紹介していきたいと思います

ご覧いただくことでラクエラ、ステディアを検討されている方はもちろん、他社のキッチンが候補の方にも、キッチン選びの参考、指標となるヒントが見つかるはずなので、ぜひ最後までお付き合いください

ではスタート

目次

クリナップのラクエラは良くできたキッチン

まずはラクエラのことを簡単に紹介したいと思います

2008年に登場したラクエラでしたが、発売当初は正直言って、今のような立派なキッチンとはいえませんでした

選択出来るオプションやバリエーションも少なく、魅力的で選ばれるキッチンというよりは、コスト重視の建売住宅などに多く採用されていた印象があります

しかしここ数年で、他社のキッチンと比較しても見劣りしないような外観と装備、選べるオプション、バリエーションも豊富になり、非常に魅力的なキッチンへとメーカーは仕上げてきました

ただし、どうしてもステディアと比べると下位に見られがちになってしまうのは、ステディアのステンレスキャビネットに対し、ラクエラは木キャビネットを採用している点、その部分の差がポイントになっているのでしょう

木キャビネットを採用しているキッチンは世の中に沢山あるので、それらと比較してみることが、ラクエラの良さを理解するには一番いいのかもしれません

他を圧倒するような魅力はありませんが、無理をしない、頑張らない、自然体といった、ゆる〜い感じ、それがラクエラの魅力ではないでしょうか

<キャビネットとは、引き出しなどが収まる箱部分の事>

ステディアとはどんなキッチンなのかを簡単解説

2018年に発売を開始されたステディアは、それまでクリナップの人気商品だったクリンレディの後継機種となります

最終型クリンレディから採用されたステンレスキャビネット、機能性や使い勝手など優れた部分はそのままに、他社のキッチンに見劣りしないデザインを採用することで、より完成度の高いキッチンとして登場しました

性能と品質の高さはもちろん、好みのキッチンに仕上げる為に重要な商品を選べるという部分も、しっかりユーザー目線で考えられています

販売開始以降も確実に魅力度を上げ続け、より多くのニーズに答えられるキッチンで有り続けている、それがステディアではないでしょうか

・キッチンタイプは、I型・L型・フラット対面・アイランドをラインナップ

・ワークトップは材質別にステンレス2柄・アクリストン10色・コーリアン5色・セラミック4色の計21種類

・シンクはステンレスの他に、アクリストンを選べるものも有り

・扉は5グレード、計49カラーの中から選択可能で、取手の形状、カラーも数種類の中から選択可能

・人気の洗エールレンジフードの他にも、様々なデザインと機能性に優れたレンジフードが設定

・水栓金具、加熱機器類なども充実のライナップで、ミーレの食洗機を選ぶこともできる

・吊戸棚のサイズも各種用意され、オートムーブ、ハンドムーブなどの昇降タイプも用意

・カップボード、システムエリア収納などの収納関連も様々なニーズに対応できるラインナップ

▽あわせてオススメ クリナップのユニットバス、アクリアに関してはこちらへ

後悔しないために知る10の違いと理由と

ラクエラとステディアの違い、ステディアをオススメする理由を解説、紹介していきます

より詳しい情報はステディアのカタログ、ショールームなどでご確認ください

電子カタログをご覧になりたい方は、ステディア・カタログで検索もしくはコチラのページから

 <注意>この記事には、カタログに記載されていない情報もあります

1・ステンレスキャビネット 

通常は見えない部分ですが、ラクエラの木キャビネットに対して、ステディアはステンレスを採用しています

湿気や熱に強く、匂いなどもつきにくいキャビネット、これはラクエラでは選択できません

▽[あわせてオススメ] ステンレスキャビネットについて解説しているページはこちら

2・流レールシンク 

ステディアには流レールシンクという、シンクの掃除を楽にしてくれるものが標準装備されています

シンクの形状が特殊で、汚れやゴミが水の流れで排水溝に集まってくれるので非常に便利です

ラクエラにはオプションでも装備できません

3・ツールポケット 

ステディアには、上段引き出しの手前に調理器具などを縦に収納できるツールポケットが採用されてます

縦に収納することで、取りやすく効率的に収納することが可能となっています

こちらもラクエラには設定されていません

4・フロアコンテナ下部はアルミ仕上げ 

これにより掃除機を使用した際などにも、気を使うことなく使用する事ができます

ラクエラは扉面材となっている為、衝撃や傷に気を遣わなければなりません

長期間使用することを前提のキッチン、実は重要な部分なのです

5・サイレントダンパーの有無 

ステディアの開き扉にはサイレントダンパーが標準装備されているので、扉を閉めた際の音が静かです

小さな違いですが、音というものは意外とストレスを感じます

ラクエラとの音の違いは、ショールームなどで聞き比べて頂ければ歴然です

6・選べるワークトップの種類 

ラクエラでもステンレス、アクリストン、コーリアンが選択できますが、ステディアはそれに加えセラミックを選択する事ができます

また選べるワークトップカラーの数も圧倒的にステディアの方が多いです

ステンレスではヘアーライン、アクリストンではフラワー柄などを選択出来るのも魅力の一つです

▽[あわせてオススメ] ワークトップについて詳しく知りたい方はこちらのページへ

7・扉、取っ手の種類

選べる扉のカラー、取っ手、どちらもステディアの方が圧倒的に多く質感も高いです

キッチンの印象というのは扉の色で大きく左右されるので、好みの色を選ぶことが満足感につながります

▽[あわせてオススメ] こだわってみたいキッチンパーツ取っ手を紹介するページはこちら

8・バリエーションの豊富さ 

レイアウト、収納のパターンなど、どれをとってもステディアの方が選択筋が多いです

好みのキッチンに仕上げる為には 選択筋の多さは絶対に欠かせません

9・価格 

2021/02のカタログを参考にした場合、間口255cmラクエラの基本プランは¥634,800〜、同じ間口のステディア基本プランは¥798,000〜となっていて価格差が強調されていますが、内容に違いがあります

ステディアは、ワークトップがアクリストンになっており、ラクエラと同じステンレス天板にした場合マイナス¥60,000となり、これだけでも価格差は縮まります

さらに引き出しの底板をステンレス仕様から、ラクエラと同じメラミン底板にすると、キャビネット一つあたりマイナス¥20,000×3キャビネットなので、トータルでマイナス¥60,000です

単純にラクエラと同条件にするだけでも、マイナス¥120,000の¥678,000と僅か¥40,000程の差となります

この価格差と内容を、どう捉えるのかは個人の自由です

10・クオリティが違う

一般的の方には分かりにくい部分でありますが、製品の仕上げが明らかに違います

より高品質な仕上がりのステディアに対して、ラクエラの品質は最低限をクリアしているといった感じです

それは工場から運ばれてくる梱包一つとっても違いがあるほどです

ステディアの品質を考えると、決して高い買い物だとは思いません

▽[あわせてオススメ] ワークトップの高さに妥協しない方法を紹介するページはこちら

まとめ

ラクエラとステディアの違いを解説、紹介させてもらいましたが、いかがだったでしょうか

ラクエラにあるメリットは、ステディアにもあります

しかしここで紹介したステディアのメリットは、ラクエラにはありません

これがステディアを選んだ方が後悔しない理由となります

わずか数年、たまに使用するだけの物ならいいでしょうが、毎日使用するキッチンに許せる妥協、それは最小限にしたいものです

また価格面ではステディアの方が基本的に高いのですが、扉カラーを変更するだけでもラクエラとの価格差が逆転する場もあります<施工費、運搬費、その他諸々、値引きなどは含まず>

また予算的にステディアは難しい場合でも、キッチン本体はステディア、カップボードはラクエラを選択するという方法で価格を抑えることも可能です

カップボードに関してはどちらも木キャビネットなので、キッチンほど違いや差は少なく、また扉色も似た雰囲気の物が一部ラクエラに設定されています

キッチンというのは選択するアイテムよって価格が大きく変わるものなので、冷静に取捨選択することを心がけ、ぜひステディアを手にして頂けたらと思います

ご覧いただきありがとうございました

この記事を参考にして頂けたら幸いです

それでは素敵キッチンライフを

▽[あわせてオススメ] 一番目に触れるキッチンの色について紹介するページはこちら

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