2020年、日本の高齢化率は28%を超えて、今後も上昇していくのは避けられない状況となっております
日本は高齢化率で世界一位といわれ、老老介護も増加傾向で問題となっているそうです
ただし高齢化社会とはいえ、この日本には元気な高齢者の方もたくさんいらっしゃいます
しかし足腰は誰でも弱ってきますし、不意の怪我などから立ち仕事が辛くなる方もおられるでしょう
そこでこの記事では、座った状態や車椅子でも作業可能なキッチンを紹介したいと思います
高齢者の方や身体的にハンディキャップを抱える方、またその家族や周囲の方々も参考にしていただける内容となっておりますので、ぜひ最後までお付き合いください
ではスタート
目次
キッチンのバリアフリーは前向きであるべき
車椅子対応のバリアフリーキッチンというと、主にハンディキャップを抱えた方の物というイメージを多くの方が持っているかもしれません
しかし高齢化が進む日本にとって、今後当たり前の物となる日はそう遠くない気がします
誰しもが歳を重ねれば足腰は弱り、立ち仕事や前屈みの状態は辛くなるでしょう
そんな時に座った状態で作業がスムーズに行えるキッチンの存在は、自立と自尊心をサポートするアイテムになる可能性があるのではないでしょうか
食というのは健康維持だけではなく生きていく為の力にもなる
ただ空腹を満たすだけではなく、自宅で料理をして食べるということには、非常に大きな意味があると思います
どうしても介護や介助ばかりに目を向けてしまいがちですが、高齢者やハンディキャップのある方達の障壁を取り払うために、住設メーカーはバリアフリーキッチンのバリエーションをもっと増やしていく必要があるでしょう
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【ウエルライフ】リクシルの車椅子対応キッチンとは
各住設メーカーともバリアフリー対応のキッチンはありますが、2021年1月現在おすすめしたいのがリクシルで販売されている「ウエルライフ」となります
バリアフリーキッチンというと無機質な印象がありますが「ウエルライフ」はそのイメージを覆すデザインとなっています！
バリアフリーキッチンを感じさせない外観、機能と使いやすさも通常のキッチンと遜色ないのが魅力です
むしろオシャレで通常のキッチンとして売られていても気が付かない人もいるでしょう
椅子に座ってキッチンで作業するということは特別なことではなく、例えば美容師の方が椅子に座ってカットをしているのと同じことだと思います
そう考えると、このウエルライフは特別な存在のキッチンではなく、ごくごく普通のキッチンとして考えてもいいのではないでしょうか
座った状態での作業のしやすさは、カタログをみただけでも納得出来るものです
しかし身体的な状態は個々によって違いますから、誰にでも完璧というのはどうしても難しいでしょう
ただしトータルバランスは非常に優れたキッチンですから、多くの方が満足出来る可能性は高いと思います
【特徴】ウエルライフの優れたポイントを紹介
座ったままの状態でも移動がしやすい
・キッチン本体は座った状態で干渉しにくいオープン設計と形状
・正面からのアクセスだけではなく左右の移動もしやすい
自分に合わせたワークトップの高さが選べる
・ワークトップの高さを1cm刻みで選択することが可能（通常は5cm刻みが多い）
・設定は73cm〜85cmとなっているので、選択の幅が非常に広い
座った状態でも無理のない作業が可能
・奥行き60cmのスリムなワークトップは座った状態でも広い場所に手が届きやすい
・足元、膝まわりが座った状態でもキッチンの奥まで入るので作業がしやすい
通常のキッチンと変わらない装備を選択できる
・ビルトイン食洗機やIHクッキングヒーターなどの装備も座った状態で使用可能
・こだわりの機能を取り入れられるので、好みのキッチンに近づけられる
セミオープンのプランも選択可能
・シンク部分のみオープンにするなど、使い方に合わせたプランが選べる
・グリル付きの加熱機器とコンロ下の収納を組み合わせたプランも有り
扉カラーは19色から選択することが出来る
・木目やパステルなど豊富なカラー設定は、インテリアや好みに合わせられる
・色が与えてくれる効果は様々なものがあり、選べるということは非常に重要
充実した選べる機器と装備を紹介
タッチレス水栓
・センサーに手をかざすことで吐水と止水が可能なので、使いやすくエコで汚れにくい
食洗機（浅型）
・ビルトインタイプをシンク横に設置可能なので、カウンターもスッキリ広く使用できる
加熱機器
・ガスコンロにIHクッキングヒーター、グリルレスタイプも選択可能
レンジフード（リモコン対応）
・リモコン操作が可能で、お手入れが簡単かつ静音設計なタイプも選択可能
オートダウンウォール照明付き（リモコン対応）
・リモコン操作で、吊戸棚に内蔵されている収納ラックの上げ下げが可能
ワークトップ
・ステンレスワークトップと人造大理石（ホワイト）も選択可能
浅型シンク
・座った状態で使いやすい浅型シンクが標準装備され、水切りカゴなどのオプションも用意
サポートバー
・キッチン正面に移動と立ち上がりを助けてくれるサポートバーを設置可能
紹介した以外にも選べる装備やオプションなどありますので、様々なスタイルに対応することが出来るでしょう
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まとめ
車椅子対応キッチン「ウエルライフ」を紹介させてもらいましたが、いかがだったでしょうか
あまり一般的には知られていないキッチンですが、人に優しく使いやすい、デザイン性も優れたキッチンだと思います
今後の日本を考えた時に、このようなスタイルのキッチンは特別な存在ではなく、スタンダードな物になるべきでしょう
そのためにも多くの人が興味を持って理解していく社会が必要なのかもしれません
ご覧頂きありがとうございました
この記事を参考にしていただければ幸いです
それでは素敵なキッチンライフを
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