皆さん普段からベントキャップを覗いていますか?
そもそもベントキャップって何のこと??そんな方も沢山居られると思います
実は家にとって必要不可欠であり、換気扇には絶対に欠かせない物なのです
そこでこの記事では、ベントキャップについての解説と紹介、メンテナンスのコツ、さらに自身の経験した、ちょっと気味が悪いベントキャップにまつわる体験談もご紹介します
知っておくだけで快適に暮らせるヒントがこの記事にはありますので、ぜひ最後までお付き合いください
ではスタート
目次
外壁面にある物こそベントキャップ

まずベントキャップについてご説明したいと思います
ベントキャップとは、家の壁、外壁面についてるアレのことです
そう壁に付いている換気口のガラリのことになります
丸い形状の物や薄い形状の物、その他にも深型形状の物などがあります
材質はステンレス、アルミ、樹脂で、カラーはシルバー系が多く、白系や黒、茶系などです
吸気と排気の管から雨や虫などの侵入を防ぐ為に取り付けるので、取り付けていないと大変な事になってしまう重要な物であることは、分かってもらえるのではないでしょうか
知っておくことがおすすめ
ところで皆さんのお宅には何個ベントキャップが付いてますか?
建物ごとについている数は違いますが、キッチン、お風呂、トイレと換気扇の数だけは最低付いてるはずで、あとは吸気の為の物が付いているお宅もあります
そのベントキャップが、家の中のどの部分に繋がっているかを知ることは、何かトラブルがあった時のことを考えるとオススメです
距離が短い場合はすぐ分かりますし、ワンサイズ大きい物はキッチンのレンジフードの場合が多いです
また住宅の図面などを見ると分かりますので、一度確認しておいてみましょう
【汚れ詰まりを解消】定期的な掃除がオススメ

ところでベントキャップの掃除ってした事ありますか?
そもそも掃除するなんて知らなかった人の方が多いのでは??
多くの方はベントキャップの取扱説明書なんて見ないですから、それが普通だと思います
ベントキャップを見ていただくと分かるんですが、網が付いているタイプと網が付いていないタイプがあります
網が付いているタイプ、その網は防虫網と言って虫などの侵入を防ぐ為にあります
その網がホコリなどによって目詰まりしてしまうと、排気効率が悪くなったり、吸排気がしにくくなってしまい、場合によっては換気扇から異音が聞こえます
定期的な掃除をすることで不要なトラブルを防ぐ効果があり
網が付いていないタイプ、ほとんどの場合キッチンのレンジフード用になります
網付きの場合だと、油などの影響を受けて目詰まりしてしまうのを防ぐ為に使われます
目詰まりはしませんが、ゴミや油汚れなどのを防ぐ為の定期的な掃除が必要です
ただしベントキャップというのは、とても掃除がしにくい場所にあるのが基本です
基本的に高い場所に付いていますから、長いホウキなどを使用して掃除することになります
その方法でキレイになれば良いのですが、汚れが酷い場合は脚立などを使用しての掃除が必要になる場合もあります
安全に作業を行う為の注意点
注意点
・危険な場所にある場合は業者などに依頼する
・無理な体勢での作業はしない
・脚立を使用する際には適正使用を徹底
・ホースなどで直接水をかけたりはしない
定期的な掃除が簡単にキレイになるコツなので、可能な方は行っていただくといいでしょう
【トラブル事例】浴室換気扇の場合
では実際に自身の経験を紹介したいと思います
浴室の換気扇が全く吸わないので、換気扇を交換して欲しいという依頼がありました
現場に行ってみたところ、なぜか換気扇は正常に動いています
しかし換気扇の音が正常ではないことに気がついたので、ベントキャップを確認しに行ってみると、網が完全に埃やゴミなどで塞がれていました
これではいくら換気扇が頑張っても換気できる状態ではなく、よく故障しなかったと思いました
そこでベントキャップの掃除をしたところ無事に問題解決!
浴室の換気扇を交換するだけでも数万円の費用がかかります
このような事にならない為にも、定期的な掃除が無駄な出費を防ぐでしょう
特にキッチンと浴室は油汚れや湿気が多いので、吸い込みが悪くなったと感じた時はチェックしてみましょう
▽あわせてオススメ 浴室換気扇のある場所を点検するならコチラ
【観覧注意】空き家の空き家は危険

ベントキャップにまつわる、自身が二度と経験したくないお話を紹介したいと思います
気分を害される可能性もありますので、飛ばしていただいても結構です
とある別荘地に、冬の寒い日キッチンのリフォームに行きました
レンジフードに使用するアルミダクト、ベンドキャップは新しい物に交換する為、使用していた物は誰かが取り外して、作業する部屋の片隅に置いてありました
別荘ということでキッチンをあまり使用していなかったのか、それほど傷みや汚れはありませんでしたが、建築側の希望で新しい物に交換することになったそうです
その後順調に作業を続けていたのですが、その外して置いてあるアルミダクトがなんだかとても気になる瞬間があり、手に取ってみることにしたのです
手に取った瞬間、あれ??なんか重いな??
そのアルミダクトからは、普段持っている感じとは違う重さと違和感を感じました
そこでアルミダクトの中を覗いて見たその瞬間、思わず手に持っていたアルミダクトを放り投げました
なんとアルミダクトの中には、スズメバチの巣がギュウギュウ詰めの状態だったのです
始めは驚いて声も出ませんし自分の目も疑いましたが、見た目のグロさ、こんなところまで巣を作るのかと正直恐怖を覚えました
そこでこの恐怖を誰かと共有したくなり、巣の事は内緒にして、その場にいる方たちにも見てもらう事にしました
声を上げて驚く人、声が出ない人、ビックリして尻餅をついた人までいたのですが、実はその中に取り外した人もいて、どうやら本当に巣に気づかず外していたようです
原因は?
・ベントキャップが防虫網付じゃなかった為、簡単に侵入できた
・空き家でレンジフードを長期使用していなかった
時期的にも冬場でスズメバチの巣が空き家だった事が幸いでした
おかげであれ以来、ベントキャップやアルミダクトの中を覗くのがしばらくの間トラウマになりました
実はスマホで写真を撮ったのですが、以前見返した際にあまりの不気味さに消去してしまったので紹介することが出来ません
実際にこのようなことが起こりうる可能性はあるので、ベントキャップの掃除が理想ですが、見る習慣をつけるだけでも効果があるはずです
まとめ
普段はなかなか気にかけることが少ない、そんなベントキャップを紹介しましたが、いかがだったでしょうか
メンテナンスの重要性、気にかけてもらいたい物だということを、知ってもらえたのではないかと思います
改めてお伝えしますが、ベントキャップは高い場所や危険な場所に取り付けてある場合が多いので、掃除やメンテナンスに関しては安全に十分配慮して下さい
掃除が無理な場合でもチェックする習慣をつけ、問題がある場合は早めに業者に作業依頼することをオススメします
ご覧頂きありがとうございました
この記事を参考にして頂けたら幸いです