【徹底比較】ユニットバスの浴槽を形状から素材の違いまで紹介解説!

浴室・洗面台

浴槽の形状と素材、そしてカラー選択出来るのがユニットバスのメリットです

古くから日本人は浴槽に浸かる習慣があり、より快適と安全を追求した結果、現在のバリエーション豊かな浴槽が生まれてきたのではないでしょうか

日常の疲れを癒し、リラックスする空間の中でも重要なアイテムなので、選ばれる際に悩まれる方もきっと多いでしょう

そこでこの記事では、ユニットバスの浴槽に関して形状から素材、カラーについてまで紹介、解説をしていきます

ご覧頂くことで浴槽選びのヒントや参考になる内容となっておりますので、ぜひ最後までお付き合いください

ではスタート

目次

【紹介】ユニットバスの浴槽形状


それではタイプ別に紹介、解説していきます

ノーマル型浴槽

シンプルな浴槽形状ですが、だからこそ誰にでも扱いやすいのが特徴です

各社名称や形状などは若干の違いがありますが、工夫を凝らしてあります

体にフィットしやすい形状のものだったり、またぎやすい形状のものなどあります

・クリナップ【アクリアバス】スムーズ浴槽

・TOTO【サザナ】スクエア浴槽など

ベンチ型浴槽

子供と一緒に入浴する場合や半身浴に向いている浴槽です

各社に用意されていて、誰にでも使いやすいマルチな浴槽であります

小さい子供も一段高いベンチ部分に座ることで、安全に入浴することが可能

ベンチ部分は半身浴に使用する以外にも、全身浴の際には足をかけることでリラックスできます

・TOTO【サザナ】ゆるリラ浴槽

・トクラス【エブリィ】うつくし浴槽など

リクライニング型浴槽

一人でゆったり、のんびり入浴をしたい、それを叶える浴槽です

各社名称は違いますが、リクライニングに向いた形状となります

リクライニングした状態で思い切り足を伸ばせば、きっと1日の疲れを癒せるでしょう

このタイプは一人入浴が前提であり、子供と一緒に入浴する場合は使いにくかもしれません

またある程度の体格が無いと浴槽のメリットを活かしきれない可能性は高いです

・クリナップ【アクリアバス】ラウンジ浴槽

・リクシル【スパージュ】リクライニング浴槽など

ワイド型浴槽

二人でもゆっくり入れる広い浴槽を希望する場合、この浴槽がいいでしょう

子供が多い家族でも、みんな一緒に楽しく入浴出来そうですね

ただしワイド浴槽に関しては、一坪タイプのユニットバスには設定がありません

使用するお湯の量も通常の浴槽より多くなりますが、多人数が同時に入浴出来ればメリットもあるでしょう

・タカラ【レラージュ】ワイド浴槽

・パナソニック【オフローラ】ワイド浴槽など  

浴槽の形状を大まかにですが、4タイプに分けて紹介、解説させてもらいました

浴槽の形状はメーカーごとに様々な個性がありますが、温泉施設のような広いスペースはありませんから、やはり若干似てきてしまうのは仕方がないことでしょう

しかし限られたスペースを有効に使い、安全に快適に使用出来るよう様々な研究や努力を重ねた結果、現在のようなバリエーションが生まれたのではないでしょうか

浴槽選びのコツとして、こだわりが無い場合はそのユニットバスのスタンダード、一番シンプルな浴槽を選んでおけば間違いないと思います

シンプルを条件にすることは決して間違った選択ではありません

また希望する浴槽の形状が、自分や家族にとって安全に使用出来るかを確認しましょう

入浴というのは、実は危険な行為であるということを理解しておきましょう

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【徹底比較】浴槽に使用される素材とは

FRP素材

浴槽に使われる素材では、ポピュラーな存在のFRP

FRPとは繊維強化プラスチックのことをいい、色々な繊維を複合させて強度を出したプラスチックになります

【メリット】

・軽量で耐久性が高い

・防水性能が高い

・リーズナブルな価格設定

【デメリット】

・汚れが目立ちやすい

・高級感は期待出来ない

・他の素材と比べると耐久性は落ちる

人大素材

高級感と耐久性を兼ね備えた素材が、人大となります

浴槽に使用されている物は、人工大理石と人造大理石があります

両者は似ていますが、違いをご存知ですか?

人工大理石には天然の物質は含まれない

アクリルやポリエステルといった樹脂を主成分とした人工素材

人造大理石には天然の物質が含まれる

天然大理石を細かくした物を樹脂やセメントで固める半人工素材

【メリット】

・傷や変色などに強い耐久性

・見た目の良さ、高級感

・カラーバリエーションが豊富

【デメリット】

・価格設定は高め

ホーロー素材

優れた性能と見た目の美しさを特徴に持つのがホーローです

鉄をベースにガラス質の釉薬を高温で焼き付けた物がホーロとなります

とても重いこともホーロー浴槽の特徴の一つでしょう

ユニットバスでは、限られたメーカーでしか取り扱いはありません

【メリット】

・蓄熱性に優れている

・耐久性が高い

・お手入れが楽

【デメリット】

・価格が高い

・錆びる可能性がある

ユニットバスで主に使用される素材を紹介させてもらいました

使用される素材の違いによって、浴室内の雰囲気はガラリと変わります

浴槽の形状、メーカー、機種によっては選択出来ない素材もあるので注意が必要です

どのポイントに重きを置くかが素材選びには重要だと思います

【解説】素材の違いはカラーの違いに

浴槽のカラー選び、それも楽しみの一つではないでしょうか

壁やフロアとのバランスも悩みどころかもしれませんが、カラーによっては選べる浴槽の形状、素材が決まってしまう場合があります

FRP浴槽はシンプルなカラーが基本

選べるカラー系統は、ホワイト・ピンク・グリーンベージュ・グレーなどです

各社ほぼこのカラーラインナップで、カラー選択で失敗しにくい設定でしょう

人気のカラーというのは分かりませんでしたが、自身の経験ではホワイトの浴槽を多く施工しました

やはりホワイトには清潔感がありますし、FRPの中でもワンランク上の雰囲気になると思います

人大浴槽はカラーバリエーション豊富

FRPに設定されているカラー系統プラス、他の系統も選ぶことが可能です

さらにFRPでは選択することが出来ないブラックも設定されています

特徴として言えるのは、例えばホワイトでも各社違いがあり個性を感じます

やはり光沢があるので、高級感を感じられるのでしょう

人大しか選択出来ないカラーもあるので、気に入ったカラーを基準にユニットバス選びをされるのも面白いでしょう

限られた選択のホーロー

カラーバリエーションは多くありませんが、必要にして十分でしょう

ホーロー浴槽を選ぶ時点で、カラー選択に重点を置かない方が多いと思われるので問題はないでしょう

個人的には、プレミアム感のあるホワイトが好きなカラーです

浴槽と壁のカラーはバランスが重要なので、どちらを先に選択するかによって結果が違ってくるかもしれません

また長期的な目線で選択することも必要なのではないでしょうか

まとめ

ユニットバスの浴槽ついて書かせていただきましたが、いかがだったでしょうか

内容の中には出てきませんでしたが、24時間風呂に対応出来る浴槽、温泉を使用出来る浴槽など選択の方法は他にもありますので、使用環境も含めて浴槽選びをすることも重要です

また浴槽というのは実物を見て、触れて、座ってみないと分からないことも多いです

年齢、性別、体格に趣味趣向というのは千差万別なので、ぜひ家族全員でショールームなどへ行かれることをお勧めします

そして洗い場から浴槽、浴槽から洗い場への移動はぜひ試してみましょう

一日をリセットする場所、子供との触れ合いを持つ場所、体を癒す場所、そのお風呂の中で一番体に触れる浴槽だからこそ、自身のこだわりや好きを大事にして頂きたいと思います

それから浴槽の破損というのはレアケースですが、実際に起こりうることです

浴槽の強度を過信せず、使用上の注意を守り安全に使用して頂ければと思います

ご覧頂きありがとうございました

この記事を参考にして頂ければ幸いです

それでは素敵なバスライフを

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