交換しようレンジフード!工事内容の確認・オススメ商品と注意点を紹介

システムキッチン

使用期間が長くなるほど、汚れと不具合が増えてくるのがレンジフードです

しかしキッチンにはどうしても必要不可欠な物なので、無いという訳にはいきませんよね

もし使用出来なくなったら交換が必要ですし、使用期間が(10年以上)長い方はレンジフード交換を視野に入れてもいいのではないかと思います

そこでレンジフード交換に関してのノウハウを皆さんにご紹介したいと思います

この記事は「レンジフードを交換しよう!オススメポイントは業者選びと費用チェック」の続きとなっております

そちらの記事をまだご覧になっていない方は、併せて読んでいただく事で、レンジフード交換に関してより理解して頂けるのではないかと思います

レンジフード交換を業者に依頼する際に、スムーズに進める為の工事内容の確認から、オススメ商品、注意点の紹介まで解説していく内容となっておりますので、ぜひ最後までお付き合い下さい

それではスタート

目次

レンジフードの工事内容を確認、理解する

工事内容を理解する事で、費用に関してより理解する事が出来るようになります

レンジフード本体の価格は比較的分かりやすいですが、本体以外に必要な部材等があり、それらの値段が非常に分かりにくいです

本体以外に必要な部材等は状況により変わりますので、工事内容を理解する事で、必要な物と不要な物を知る事が出来ます

その他、本体工事以外に別途必要な工事が出てくる可能性もあり、その場合も費用に関係してくるので一緒に説明していきたいと思います

では、工事手順を撤去から設置完了まで追って説明していきます

1・既存レンジフードや不要な物を取り外す場合→撤去費用、処分費用

2・新しいレンジフードを取り付ける為の下地等がない場合→材料費、下地工事費用

3・新しいレンジフードを取り付ける→取り付け工事費用

3.1・横幕板、前幕板等の部材取り付けが必要な場合→部材費用、工事費用

4・古いアルミダクト(排気用のパイプ)を新しい物に交換する場合→材料費

▲既存レンジフードがプロペラファンの場合(扇風機のような羽根のついた換気扇)

4.1・シロッコファン等の排気ダクトを使用する機種に変更する場合→アルミダクトなどの材料費

4.2・シロッコファン等に変更する場合、使用していたファンの角穴を塞ぐ為、専用の塞ぎ板材を使用、もしくは角穴を塞ぐ為の工事をする場合→材料費、工事費用

5・既存のダクト穴が使用出来ない場合→新しいダクト穴を開ける工事費用

6・本体取り付け後に隙間などの処理をする場合→コーキング等の工事費用

7・外壁面に取り付けられているベントキャップ等を交換、追加する場合→部材費用、工事費用

標準的な工事内容となりますので、ご自宅の工事にどの項目が当てはまるのか確認しましょう

ご自身で確認するのが難しい項目としては、3.1〜7の項目になりますので、見積もりの際に確認しておく必要があります

当てはまる項目が費用内に含まれているかしっかり確認して、追加費用を請求されないようにしましょう

(注意)プロペラファンからプロペラファンのレンジフードに交換する場合は、4〜5の項目は当てはまりませんが、場合によってはその他の加工料等が発生する可能性があります

▽あわせてオススメ ベントキャップについてはコチラ

こんな工事もレンジフード交換には必要な場合がある

もしかしたら発生してしまう可能性がある、その他の工事内容を説明したいと思います

ここからの工事内容は、他の業者も関わる可能性が高いので、見落とさずに確認してください

1・電源、アース等、電気関係の不備があった場合→電気工事費用、材料費

電源の位置が悪い場合などは、コンセントの移設工事等が必要となってきます

現在使用しているレンジフードの電源プラグが、見えない場所にある場合は問題ない事がほとんどですが、見える場所にあるコンセントから電源を確保してある場合は、コンセント移設工事等が必要になる可能性が高いです

2・レンジフード交換後の壁、天井などを仕上げる場合→タイル、パネル、内装工事等の費用

タイル、パネル、内装工事に関しては、古いレンジフードを取り外した跡が残る場合に行う工事となります

例えば、既存レンジフードを取り付けた後に、天井クロス工事をされている場合には注意が必要です!

新しいレンジフードの奥行き寸法が小さい場合などは、クロスが貼られていない部分が露出してしまう可能性があります

またボードなど何も貼られていない場合もあり、最悪天井裏が丸見えの状態になる可能性もあります

AとBを比べても形や奥行きが違うので、天井や壁の見える部分も違ってくるので注意が必要となる

側面の壁、正面の壁に関しても、後からタイルやパネル等を貼ってある場合、先程の例えのような、天井クロスと同じ状況になる可能性があります

これらの追加費用がかかってくると、おそらく当初予定していた金額と大きな差が出てくる可能性がありますので、忘れずにチェックしましょう

価格帯別・オススメのレンジフード紹介

どのレンジフードにしようか悩んでいる方に向けて、オススメの機種を価格帯ごとに紹介させてもらいます

予算10万円以内 スタンダードなブーツ型レンジフードがオススメ

必要にして十分なレンジフードですし、近い将来新しいキッチンに入れ替える予定などある場合は、未来への計画も立てやすい価格設定だと思います

多くのメーカーに採用されていて、故障しにくいというのもオススメ理由です

予算20万円以内 FUJIOH・クリーンフード・ライト LGRシリーズがオススメ

どの機種を選んでも間違いのない価格帯ですが、レンジフード交換がしやすいという点を考慮しました

見た目もスリムですし、お手入れもしやすい製品でありながら、様々なレンジフード交換に対応できる本体設計、部材等も豊富に用意されているのがオススメ理由です

予算20万円以上 クリナップ・洗エールレンジフードがオススメ

面倒なフィルター掃除やファン掃除をボタン一つで行ってくれる優れ物レンジフードですが、実はレンジフード交換がしやすい機種の一つです

本体内部の設計がコンパクトな為、排気ダクトの取り回し自由度も高く、施工性が非常に高い機種となります

価格はネックになりますが、見た目、機能、施工性が優れている、それがオススメ理由です

ここが肝心!とっても重要な注意点を紹介

レンジフード交換における重要な注意点の紹介をしていきます

1・事前の下見や打ち合わせなどは、業者立ち合いの元、一緒に一つずつ確認作業を行う

業者任せにせず、一緒に確認することで納得できるのではないでしょうか

2・「工事内容を確認」のチェックポイントを参考に見落としのないようにする

多少の手間はかかると思いますが、大事な事なので一つづつ確認していきましょう

3・レンジフードの上に下り壁や回し縁等がある場合は納まりの確認をしてもらう

前板等の納まり等に問題が発生する可能性があるので、しっかり事前確認をしてもらいましょう

4・業者には、レンジフードと躯体との寸法確認は必ず実施してもらうこと

最近のレンジフードは古いタイプと比べて、高さと幅は変わりませんが、スリムでコンパクト、奥行きも小さいので、完了時に見えてくるクロスやタイル、パネル等の取り合いの確認は必須です

現在販売されているレンジフードの多くは、天井や側面の壁に接する部分の奥行きで一番狭い部分は、35cm位の物が多いです(45cm位の物も有り)

5・工事完了後のチェックは手を抜かずにしっかりと

新しいレンジフードの傷や動作確認はもちろんですが、床や壁、その他の物などに傷や不具合が起こっていないかのチェックを必ずしましょう

特に1〜4は下見や見積もりに来た業者も見逃す事が多いので、しっかり確認してもらいましょう

見逃してしまうと、追加工事や追加費用が発生する可能性もあるので注意

良い業者か見分けるポイントとして、下見の際にちゃんとレンジフードの前板部分などを外して、内部までチェックしているかいないか、これも一つの目安になるかもしれません

まとめ

チェック項目を一つずつ確認していけば、無駄な費用や精神的ダメージを避ける事が出来ると思います

必要な物にお金を払うのは仕方ないですが、不要な物にお金を払う必要はありません

そして必ず、どんな些細な事でも契約内容等の書面に残しておく事が重要です

口約束などの場合は、後々の問題に発展する可能性がありますので、工事開始前にしっかり契約書などを作成しましょう

少し手間のかかる事もありますが、後悔や失敗の無いレンジフード交換を行っていただきたいと思います

ご覧頂きありがとうございました

この記事を参考にして頂ければ幸いです

それでは素敵なキッチンライフを

▽あわせてオススメ レンジフード交換の参考に 

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