2020年は世界中で望まないものが大流行してしまいました
新しい生活様式なる言葉も生まれましたが、建設業界、特にリフォームについては考えなければいけないことが増えた一年だったでしょう
その中でも施主様が住まわれている状態で行われるリフォーム、これについて考えてみたいと思います
自分は生活様式などの専門的な知識はありませんので、あくまでもキッチンやユニットバスの施工業者としての目線、立場でお話ししていきます
ご覧頂き、一緒に考えられる事が一つでもあればいいのではないでしょうか
ではスタート
目次
リフォームの進め方をもう一度考える

工事延期も一つの選択ではないのか!?
住まわれている状態での短期工事の場合、日常生活に影響を与えないようにと、作業をしている隣でお客さんがテレビを見ている、または食事をしているなんて事がよくあります
もちろん細心の注意、徹底した対策を行ったとしても、そのような状況は全く心配や問題がないといえるでしょうか?
短期工事だからといって、出入りする業者の人数はもちろん、業種の数がそれほど減るわけではありません
現場にいるだけだからといって、人と接しないわけにはいかない
特に複数の現場を掛け持ちしている作業員は、それだけ多くの人と接する機会が増えます
また現場で作業するという事は当然ドアや窓の開け閉めもしますし、場合によっては家具などを動かしたりと、気が付かないうちに様々な場所に触れています
その他にも資材などを受ける際は、遠方からドライバーがやってくる場合もあります
そこではドライバーと短時間ですが接しますし、道具や材料はいちいち消毒しないので、そのような状況は果たしてどうなんでしょうか
どこまでが大丈夫でどこからが危険なのかの判断はとても難しいと思います
現場の現状は知られていない!?

建設現場、リフォーム現場の現状はどうなっているのか!?
飲食店やサービス業などの情報はよく見かける気がしますが、建設現場やリフォーム現場の話題は無いように感じます
全く問題が無いのか、それとも特定出来ないからなのかは分かりませんが、ここまで来るともはや絶対安心は無い状態だと思います
飲食店などのサービス業などだけではなく、建設現場やリフォーム現場なども含め、多くの場所、場面の現状が伝わってくることを願います
新しい生活様式に現場はどう対応するのか
そこから逃げられない人がいる現実
作業する側の人間も悪い状態になりたくありませんし、誰かを悪い状態にさせたいとは思っていません
しかし現場に立っていなければ収入を得る事が出来ませんので、逃げるわけにいきません
仕事の依頼してくださる事はとてもありがたい事ですし、社会経済的にも必要な事ですが、現場で作業したことが原因の一つ、原因の可能性がある状況になってしまったらどうでしょう?
人それぞれ様々な事情で生きていますから、本当に難しい問題だと痛感します
実際の現場ではこんな事例も
・作業中うっかりマスクを口元からズラしてしまった
【それを見たお客さんから元請けにクレームが来た】
・暑さと疲労から動きが悪くなった作業員がいた
【あの作業員はもしかして!?お客さんから疑いをかけられた】
もっと多くの問題が現場では発生しているのでしょうが、知ることはなかなか難しいでしょう
みんな不安な時代だからこそ、誰も傷つかないことを優先したいものです
まとめ

日常が落ち着くまで工事延期を選択したのなら、もう一度計画を練り直すのも悪くないでしょう
また新しいアイデア、良いデザインをきっと発見出来るでしょう
また新たな支援を考えていただくことが、建設業界のみならず多くの人の助けになると思います
そして全てをマイナスに考えず、みんなでプラスに考えていく必要があるのではないでしょうか
そうすれば、きっとその先には素敵なゴールがあると思います
そうしなければ、素敵なゴールは永遠に訪れないかもしれません
ご覧頂きありがとうございました
この記事を参考にして頂けたら幸いです