キッチンやユニットバスを選ぶ基準は人それぞれだと思います
機種の特徴やメリット以外にも、メーカーを基準にされる方も多いでしょう
その他にもCMや雑誌などの情報、知り合いが使っていて評判が良かったなどもあるかもしれません
またネットが普及している昨今では、口コミなどの情報を頼りにされる方もいるでしょう
しかし、そのネットに溢れている情報にどこまで信憑性があるのか、それは疑問に思った方がいいのではないかと思います
個人的な意見を言わせてもらうと、日本の住設メーカー、商品に大きな差というものはほとんどないと思います
そこでこの記事では、元施工業者の自身が見て聞いて感じてきた、メーカー、キッチン、ユニットバスについて「一番」をキーワードに語っていこうと思います
最後まで読んで頂くことで、今後のキッチン、ユニットバスを選ぶ際の参考にして頂けるのではないかと思います
ではスタート
<注意>この記事は、メーカー、商品の優劣をつけるような内容は一切含まれておりません
目次
なぜか現場にも一番にこだわる人がいる

現場にキッチンなどを施工しに行くと、現場関係者の方によくこのようなことを質問されました
「これは一番いいの?」「このメーカーは一番いいの?」
実際、現場経験の中で非常に耳に残っている印象的な言葉であります
なぜ一番にこだわるのでしょう、二番ではいけないのでしょうかと、どこかで聞いたようなセリフがいつも頭の中に浮かんでいました
コミュニケーションのきっかけなのか、単純に疑問なのか、それとも口癖なのかは分かりません
想像するには、この現場に良い物を使って欲しいと思う気持ちと、良い物を使っているという承認欲求のようなものなのかもしれませんね
ここでお伝えしたいのは、実際に使用するユーザーではない、現場の人間ですら気にしてしまうということです
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人の言う一番良いはあまり意味がない

例えば、Aと言うメーカーの施工をする為に現場へ行きます
そこでその現場の責任者からこんな事を聞かれたとします
「Aというメーカーは一番なのか?」
「それともAより他のメーカーの物の方がいいのか?」
「本当に一番良いメーカーはどこなんだ?」
そこで「一番良いメーカーはCです」その答えを求めているのでしょうか?
きっとAと言って欲しいのではないでしょうか
業者側からすると、Aというメーカーの施工をしているからには、そのメーカーの商品に自信や誇りを持っているものです
それに、そのような気持ちがなければ施工に携わる意味が無いでしょう
では「一番良いのはAです」が正解なのでしょうか??
簡単に一番良いですと言う場合、それは営業トークが多くを占めている可能性があります
人の言葉よりも、自分で答えを探すことの方が大切ではないでしょうか
一番のキッチンとユニットバスはどこのメーカー?

どうしても一番を決めなければいけないとしたら、数字で決めるしかないでしょう
数字というのは一番分かりやすい基準にはなります
しかし一番売れているキッチン、ユニットバス、それが果たして一番良い物であるのか?
キッチンが一番売れているメーカー、ユニットバスが一番売れているメーカー、それが果たして一番良いメーカーなのか?
皆さんはどう思われますか?
自分の一番が一番大事
一番良いという概念は必要ないのでは
そのメーカーでしか出来ない色やデザイン、それに技術というものがあります
だからこそ一番を決める必要はないでしょう
数字的な物はユーザーにとってはそれほど重要ではなく、比べる事自体ナンセンスではないでしょうか
数字に商品やメーカーの優劣を決めるだけの決定的なものはないでしょう
自分の一番を探すことに時間を費やしてみませんか
一番のオススメその答え
現在販売されているキッチン、ユニットバスに関してダメな物などありません
価格によって使用されている部品や仕上げの差は当然あります
そこから生まれる性能の差や質感の差は避けられないものですが、コストパフォーマンスで考えてみれば、その差はほとんど無いものと思っていいでしょう
ライフスタイル、お財布事情、住宅事情や家族構成など考えて、自分の一番を信じて購入しましょう
どこのメーカーを選んでも失敗ではありません
まとめ
一番良い物を手に入れたい、そう思う気持ちは誰しもあると思います
しかし、そればかり考えてしまうと大事な事を見失う可能性があります
これは生活に関わる物に言えることだと思うのですが、使う事、使い込む事で生まれる価値というものがあるはずです
もちろん使い始めてから不満が出る事はあるでしょうが、自分が自信を持って選択したなら納得出来る可能性があります
そこに人の意見や情報が過剰に入り過ぎていた場合に、不満から我慢になるのではないでしょうか
どのメーカー、どの商品を選んでも日本のメーカーはクオリティが高いので、自信を持ってメーカー、商品選択をして頂けたらと思います
ご覧頂きありがとうございました
この記事を参考にして頂けたら幸いです
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