キッチンは大切な場所だからこそ色にはこだわりたい!色の持つ魅力とは?

システムキッチン

キッチンを何色にするか?

それを考える時間もキッチン選びの大切な時間だと思います

自分の好きな色にするか、それとも家の雰囲気に合わせるのか

やはり即断出来る方は非常に少ないのではないでしょうか

また本当の正解を見つけようと、思えば思うほど迷ってしまうかもしれません

そこでこの記事では

元キッチン施工業者が伝えたい

・キッチンの色選び方法を紹介

・何も感じないキッチンに魅力はあるのか?

・色の持つ魅力を知ってみよう

・扉をリメイクするのもオススメ

これらの内容をシンプルに解説紹介していきます

これからキッチンを購入予定の方には、キッチン選びのヒントや指標として、すでに使用されている方にも役立つ情報をお伝えしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください

ではスタート

目次

キッチンの色選びを慎重に行うべき理由とは

自宅キッチンの色を適当に選ばれる方は、おそらくいないと思いますが、やはり時間が許す限りは慎重に選択したいものです

1日の中でも多くの時間を過ごすことになる大切な場所ですから、こだわるということは重要でしょう

何を基準にするかは人それぞれですが、まず一般的な選び方を紹介します

全体の雰囲気に合わせる

キッチンとリビングとの一体感を持たせた色選びも一つの方法でしょう

また壁や床とのバランスはもちろんですが、家具やテーブル、ソファなどとの調和にも気を配りたいものです

リフォームの場合などで壁や床をやり直さないのであればイメージしやすいですし、テーブルなども既存の物をそのまま使用するなら完成予想もしやすいでしょう

しかし新築や全面リフォームの場合などは、なかなか思い通りにイメージしにくいのではないでしょうか

雑誌やネットなどで、参考となる写真や画像があればいいのですが、ピッタリというものは見つけにくいでしょう

そのような場合は、メーカーのホームページなどでカラーシミュレーションが可能なので、なるべく自宅の完成予想に近いものを見つけて試してみたものです

実際購入するメーカーのシミュレーションでなくても、同じタイプのキッチンと近い色を選択することで、他のメーカーでも参考になるので活用してみてください

こちらのトクラスのカラーシミュレーションは使いやすくオススメです

パナソニックのカラーシミュレーションはキッチン以外にも使えます

自分の好きな色を選ぶ

単純に好きな色を選ぶシンプルな方法もあります

他の部分や全体のバランスばかりに気を取られ、あまり好きではない色を選択してしまうよりは、おすすめかもしれません

自分の好きな色の他にも、ご自身のイメージカラーや風水にこだわって選んでみるのもいいかもしれません

人に任せてしまう方法もあり!?

完全にプロに任せてしまう方法もあります

設計やコーディネーターの方などに、お任せしてしまえば悩む時間は減ります

イメージさえ伝えれば、よっぽどのことがない限りは、全体的にまとまった雰囲気のキッチンになることは間違いないでしょう

ただし無難な仕上がりになる可能性は非常に高いでしょう

ショールームと自宅では違った印象となりやすい

ショールームなどで現物の色を確認することは重要なことです

しかしそのイメージが強すぎると、キッチンを実際に自宅へ設置した際のギャップが発生する可能性があります

やはり壁や床の違いはもちろん、照明の色や明るさ、キッチンの置かれている場所の広さも一般家庭とは違うことが大きな要因でしょう

これは実際に施工をした現場で、お客さんによく言われたことなのですが「ショールームで見た時はもっと明るい感じだった」など、想像と違ってしまった声は意外に多いです

これを防ぐ方法は非常に難しいのですが、ショールームやカタログで見た感じより、実際は少し暗い感じの仕上がりになると思っていれば、ギャップは少なくなると思います

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刺激のないキッチンに魅力を感じ続けられるのか?

先程、色選びの方法をいくつか紹介しましたが、少し違った選び方をしてみてはいかがでしょう

キッチンは、多くの時間と日々を過ごす、生きる為に必要な食事を作る重要な場所でもあります

しかし時には、食事の準備も片付けも投げ出したくなる事が誰にでも訪れるでしょう

そんな時にキッチンが、あなたの気持ちに元気をくれる場所だったら素敵だと思いませんか?

逆に沈んだ気持ちをさらに落ち込ませるようなキッチンだとしたら悲しいと思いませんか?

元気や気持ちを上げてくれる、そんなキッチンにするためには、色の選択がとても大切になってきます

単純に明るい色を選べば解決するものではないでしょうし、暗い色だからといって気持ちが暗くなるというような、そう単純なものではないでしょう

やはり自分の中に響くような色である必要があり、適度な刺激が持てることが大切だと思います

人は月日と共に考え方も趣味趣向も変化が訪れるものなので、購入時は良いと思っても、その気持ちが1年、10年と続くとは限りません

ですからキッチンの色を選ぶ際には、今まで着たことのないような色の服を選ぶように、少し大胆に冒険してみてはいかがでしょうか

また興味の無い色を選んでみるのも一つの方法で、少しづつ好きになっていけたのなら、その好きはきっと長く続くはずだと思います

家というのは調和も大事ですが、それを重視することによって魅力がなくなってしまうことは、果たして正解なのかどうか、ご自身が立つキッチンだからこそ、そんな色選びに向き合ってみてはいかがでしょうか

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色の持つ魅力を発見してみよう

キッチンの色を選ぶ際の方法は解説紹介したので、ここからは色の持つパワーや魅力を紹介していきます

二つのどちらにしようか悩んだ時、仕上がりのイメージが湧いてこない場合などは、色の持つ効果を参考にしてみるのも有効な手段ではないでしょうか

白色・ホワイトの魅力

シンプルなのですが、キッチンの人気カラーです

キッチン全体が明るい雰囲気になり、また部屋が広く感じる効果もあります

どんな色と組み合わせても馴染むので、応用しやすいでしょう

黒色・ブラックの魅力

高級感を出したいキッチンなどでよく使用されます

重厚感のあるカラーで、全体的に引き締まった感じになるでしょう

様々な色との相性も良く、周りを際立たせる効果もあります

灰色・グレーの魅力

落ち着いたキッチンにしたい場合におすすめです

控えめなカラーですが、上品な雰囲気が魅力でしょう

白と黒の中間色なので、周囲との調和はとりやすいです

茶色・ブラウンの魅力

ぬくもりのある落ち着いたキッチンになるはずです

身近な色だからこそ安定感があり、作業効率を上げるには最適です

長く使う物に使用するには、活用しやすいカラーといえるでしょう

赤色・レッドの魅力

目を引き、印象に残るキッチンとなるでしょう

情熱的な色なので、刺激や活力を感じることができます

パワーがあるので、長時間見続けると疲れやすい色でもあります

桃色・ピンクの魅力

柔らかく優しい雰囲気のキッチンになるでしょう

女性的なイメージがあり、緊張感を和らげる効果もあります

インパクトは薄いですが、悪い印象を抱きにくい色です

橙色・オレンジ色の魅力

開放感を感じられるキッチンになるでしょう

元気をくれたり、ポジティブな気持ちなれる効果があります

年齢性別を問わず受け入れやすく、全体を明るい雰囲気にできるでしょう

黄色・イエローの魅力

明るいキッチンにしたい時におすすめです

集中力が上がるだけではなく、気持ちを和らげる効果もあります

白色との相性が良く、楽しい雰囲気を作り出すには最適でしょう

青色・ブルーの魅力

爽やかな雰囲気のキッチンに仕上がるでしょう

日本人の好きな色でもあり、鎮静の効果なども期待できます

じっくり作業をしたい場合などに、向いているカラーとなります

緑色・グリーンの魅力

安心感を得られるキッチンになるでしょう

癒しやリラックス、落ち着かせる効果などがあります

周りのカラーともバランスがとりやすいので、使い勝手が良いでしょう

紫色・パープルの魅力

上品な雰囲気のキッチンを目指すならおすすめ

悲しみや怒りを鎮めたり、癒しという面でも効果があります

周辺とのカラーバランスに気をつければ、印象的なイメージになります

[あわせてオススメ] キッチンとカップボードが色違いでも大丈夫?

扉をリメイクするという方法もオススメ!

キッチンの使用期間が長くなっているような場合で、そろそろ飽きてきた、やはり違う色にしとけば良かったと思っている方には、リメイクシートを活用して扉の色を変えてみる方法がオススメです

ネットなどでも簡単に手に入れることが可能で、特別な技術なども必要としない為、DIYが苦手と感じる方でも挑戦してみる価値はあります

大胆なイメージチェンジをしてみれば、もう10年、15年と飽きずに使用できるかもしれません

おすすめはサンゲツのリアテックというリメイクシートです

<サンゲツのHPはこちら>

詳しい作業方法なども「リアテック 貼り方」で検索してもらえば、動画を含め詳しく紹介してあるページを見つけることができます

ただし表面が平らではない扉に貼ることは難しいでしょう

将来的にリメイクをしてみたいと思う方は、表面が平らな扉を選んでおくことをおすすめします

まとめ

キッチンの色について解説紹介させてもらいましたが、いかがだったでしょうか

色を選ぶということは、意外と奥が深いことに気づいてもらえたと思います

見たり調べたりするほかにも、想像力や発想力も駆使してイメージを膨らませてみましょう

大変な作業となるかもしれませんが、最良の答えを見つけられることを願っております

ご覧頂きありがとうございました

このページを参考にして頂けたら幸いです

それでは素敵なキッチンライフを

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