キッチンの収納不足を解消する為に、カップボードを購入されるのは一般的です
現在キッチンは、吊戸棚の取り付けをしないスタイルが主流ですから、その分カップボードの役割が重要になってきます
システムキッチンの利点として、様々な組み合わせのカップボードを作る事が可能です
しかしどんな組み合わせにしたらいいのか?どんな形にしたら使いやすいのか?と悩まれる方も多いのではないでしょうか
そこでこの記事では
これらの内容をシンプルに紹介していきたいと思います
ご覧いただくことで、カップボードを選ぶ際のヒントや参考、また指標としてもらえる内容となっておりますので、ぜひ最後までお付き合いください
ではスタート
目次
コの字型のカップボードとは
まずコの字型のカップボードと言われても??の方もいらっしゃると思いますので、ご説明していきましょう
カップボード(収納)を正面から見て、カタカナの「コ」の字に見えることから「コの字型」と呼ばれています
注意点として、コの字が反転して「コ」の字に読めなくても「コの字型」といいます
ちなみにコの字以外の型としては、カタカナでは「ニの字」「ロの字」、ローマ字の「L字」などが一般的なカップボードの型となります
なぜコの字の組み合わせをオススメするのか?

なぜコの字型のカップボードをオススメするのか説明したいと思います
限られたスペースに必要な複数のものを、まとめる事ができる
これが一番オススメする理由なのですが、ほとんどの住宅ではカップボードを設置するためのスペースとして、横幅で165センチ〜180センチくらい、高さで240センチくらいが一般的です
その大きさの中に、食器、キッチン用品、食料品、日頃あまり出番のないアイテムなどを収納して、さらに炊飯器にポット、電子レンジなど、家電もそのスペースに収まる事が理想でしょう
それらを一番簡単に叶える事ができるのが、コの字型カップボードとなります
価格面を考えた場合、高額になりにくい
商品点数が少なく済み、商品の組み合わせ、必要なものだけを選択する方法を取ることで、価格を抑えることが可能です
コストパフォーマンスが非常に優れているといえます
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使い勝手がいい!コの字型なら様々な物が収納可能に
コの字型のカップボードというのは、ほとんどの場合キャビネットが4個〜5個(Eを除く)で構成されています

写真を参考に収納方法を説明をしていきたいと思います
・Aの下段には大きめの食器、キッチン用品などを収納
・Bの中段にはメインで使う食器を収納
・Cの上段には普段はあまり使用しない食器を収納
・Dのスペースには炊飯器、ポットなどの調理家電、食料品、調理小物など収納
・Eのオープンスペースには電子レンジなどを置きます
・Fの吊戸棚には食料品、ストック品、あまり使用しない食器などを収納
あくまでも参考例ですが、写真の幅180センチのカップボードに、これだけの物を集約する事ができるのです
キャビネットの種類によっては、Aの収納が全て引き出しだったり、Dが開き扉でなく引き出し、もしくはオープンスペースのものなど、メーカー、機種によって様々な商品がラインナップされています
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カップボードにゴミ箱を納めてスッキリ収納!

写真のキャビネットDの下段を、オープンスペースにする事で、家電スペースを犠牲にすることなくゴミ箱を置くスペースを作ることができます
オープンスペースにピッタリ収まる専用のゴミワゴンも設定されているのでオススメです!
ゴミ箱の置き場というのは意外と困るもので、新築の場合でも図面に記載されていることはほとんどありません
ゴミは生活していくうえで必ず出るものなので、置き場所は必ず考えておきましょう
吊戸棚を変えてカップボードを好みに変える
吊戸棚を好みの使いやすいものに変えることもオススメです
いくつか例を挙げてみるので、ご自身の使い勝手を考えながら参考にしてみてください
・吊戸棚の大きさ(高さ)を低いものに変えれば、カウンターの高さ方向が広く使える
・吊戸棚の大きさ(高さ)を高いものに変えれば、収納容量を増やすことが可能
・吊戸棚を昇降ラック付きのものにすれば、普段使いにも使用できる
吊戸棚一つ変わるだけでも大きな変化となりますので、ご自身の一番使いやすいを考えてみましょう
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まとめ
コの字型のカップボードについて紹介させてもらいましたが、いかがだったでしょうか
シンプルな構成のカップボードですが、扉の種類、カラー、取っ手の形状など、お好みのものを選択することで、お気に入りの一台にすることも可能です
ただしキャビネットの組み合わせは、ライフスタイルにマッチさせることが非常に重要なので、慎重に選ばれるといいでしょう
使い勝手が良く、コストパフォーマンスと満足度も高い「コの字型カップボード」皆さんにぜひオススメします!
ご覧頂きありがとうございました
この記事を参考にしていただけたら幸いです
それでは素敵なキッチンライフを
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