朝顔 〜子供に起こる問題・虐待防止を考えてみる〜 

ルーズリーフ

<この記事は2020年8月に作成したものです>

ようやく長かった梅雨も明けて、待ちに待った夏休みが子供達にやってきました

2020年は様々な影響もあり登校日が減ってしまったので、もしかしたら少し寂しい夏を過ごすのかな?そんな不安な気持ちになった時期もありましたが、なんとか夏休みがスタートしました

でも楽しいだけが夏休みではないと思い、社会的にも問題になっている子供の夏休み問題と児童虐待について、自分なりの考えを皆さんに伝えていきたいと思います

目次

子供に変化訪れる夏休みは注意が必要

昭和の頃から変わらない夏休みの問題

夏休みを境に子供達に様々な危険や変化が訪れる事があります

それまでは真面目を絵に描いたような子が、夏休み明けにいきなり別人のように変化しているということはよくあることでしょう

昭和の時代などは、その変化というのはとても分かりやすかったはずだと思います

髪の色が変わったり服装が派手になったりして、誰が見ても分かる変化なので、周りの大人や同級生なども気付いてあげられたでしょう

この時点ならまだ声を掛けることが出来るので、それだけでも舵を取り直す可能性は少なからずあったかもしれません

雲の中に隠れているような現代

しかし現代の子供達は、分かりやすい変化はしないのではないでしょうか

ファッションも昔に比べてオシャレですし、流行りに敏感ですから分かりやすい格好はあまりしないでしょう

むしろ分かりやすい変化を見せてくれる子供達は良い方だと思います

一番危険なのは、何も見せない子供達が危ないんではないでしょうか

そのピンチに気がつけるだけの敏感なアンテナを張っていたいものです

悲しい現実は今もどこかで起きている

お腹の空いた子供に元気な笑顔はありえない

この夏休みに痩せてしまう子供達が存在している事、そんな話を見たり聞いたりした事があります

「ネグレクト」という言葉をご存知の方も多いでしょう

育児放棄、育児怠慢という意味で使われるようです

夏休みは給食が無いので、親がお昼の準備をしなければなりませんが、それを出来ない親が実際に存在します

皆さんどうでしょう、大人でもお腹がすいたらイライラするし、やる気も優しさも、冷静な判断も出来なくなると思います

子供も同じで全部イヤになってしまうのは、言うまでもないでしょう

消してしまいたくなるテレビ

ネグレクト、身体的な虐待、性的虐待と子供達の悲しい事件が報道されるたび、なんだか自分の心まで削り取られるような気持ちになります

この問題は社会でより多くの人が取り組んでいかなければならない、大きな問題であると実感します

虐待を受けた子供は自分が親になった時、同じように虐待をしてしまう可能性があることから考えても、負の連鎖を少しでも早く食い止めなければ、もっと多くの惨状を知る事になってしまうでしょう

人は悲しいニュースばかりでは、いつか目を覆い、耳を塞ぎ、口を閉じてしまうかもしれません

そうなってしまえば、明るい未来は決して訪れないのではないでしょうか

▽あわせてオススメ たまには感謝を言葉で伝えることも重要!そんな記事はこちらです

みんなで虐待防止に取り組む社会へ

子供達が直面している様々な問題に対して、現場で仕事をしている時の自分には何も出来ない、そう思い込んで納得していたような気がします

しかしブログを始めたことによって、誰に届くか分かりませんが、アクションを起こすことが出来ました

もちろん記事を書くことによって、何かを解決しようとは考えていません

ただ何もしないをやめてみようと思い立っただけなんです

自分が関わってきた建設関係の仕事でも、何かアクションを起こす事が出来るはずだと思います

例えば体験会や見学会、小さなイベントでもいいんじゃないでしょうか

見て、触れて、その場に参加するだけでも子供達にはいい勉強になり、それをきっかけに何かのチャンスが生まれ、救えるものがあるかもしれません

行動を起こされている方達も沢山おられると思いますが、まだまだ遅れをとっている業界ではないかと感じます

子供の未来は大人の未来でもある

建設業界だけではなく、様々な業種で深刻な人手不足問題が起こる

それは大人達だけでは解決出来ない問題であり、今の子供達にしか解決する事は出来ません

大人は後何年働く事ができるでしょうか?もう古い考えは捨て、未来ある子供達にお願いしてみませんか?

子供達に多くを惜しんでいる場合ではなく、与えられる物は全て与えてみましょう

大人は子供に希望を与えることで、子供は夢を持ち輝ける

夢を持ち輝いた子供から、大人は夢と希望を与えてもらえるでしょう

お互いに夢や希望を、与え与えられるを繰り返し循環し続けることも、児童虐待を防ぐ一つの方法ではないでしょうか

それが叶えば、そう遠くはない先に明るい未来があるはずだと思います

写真の朝顔は、子供が夏休みの観察の為に学校から持ち帰ってきた物です

朝顔の花言葉はいろいろあるそうですが一つ紹介します

「明日もさわやかに」

そして子供達に晴々とした明日が訪れますように

これからの未来を明るくする為、そして虐待を見かけたり感じた場合

こちらの子供虐待防止 オレンジリボン運動というサイトをぜひ訪れてみてください

誰にでも救える命や未来は必ずあるものだと思います

▽あわせてオススメ ニューノーマルといわれる時代からリフォームを考える

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