【お風呂の窓】ユニットバスに必要?不要?窓はいらないかもしれない!

浴室・洗面台

そこにあることが当たり前のような気がする窓

無いことがおかしいような気がする窓

お風呂についている窓ってそんな感じではないですか?

この記事では、そんなお風呂の窓について掘り下げていきたいと思います

これから自宅を新築、改築される方に向けての内容となっておりますが、既に使用されている方も将来訪れるかもしれない時に向けて目を通して頂けたらと思います

最後まで読んで頂くことで、新しい発見や発想が訪れると思いますのでお付き合いください

ではスタート

目次

お風呂の窓って必要?不要?

そもそもお風呂に窓って必要なんでしょうか?

様々な意見があると思いますが、皆さんはどう考えますか

換気の為、明かりをとる為、窓があるのは当たり前と多くの方がそう答えるでしょう

しかしマンションなど窓が無い物件は珍しくないですよね

戸建てとマンションは違うからと考える方もおられると思いますが、戸建てもマンションもお風呂には変わりありません

窓が無ければならない、あることが当たり前と多くの方がそう思い込んでいるだけなのです

窓の無いお風呂は特別なものではなく、窓が無くても大丈夫という理由を説明していきたいと思います

【問題解消】換気の心配よりも大事なこと

窓が無いと換気が心配な方、もう一度考えてみましょう

・寒冷地

住んでいる場所、家を建てようとしている場所が寒い地域の場合、気温の下がる時期は窓を開けての換気が難しい状況が訪れます

また凍結の可能性がある地域では、夜だけでなく昼間も窓を開けられない状況も考えられます

・人通り、車通りが多い

・繁華街、もしくは近い

・治安が悪い

人通りの多い場所や繁華街に近い場所、治安が悪い場所などに住む場合、そもそもお風呂の窓を開けて換気することが難しい場合が多いでしょう

そのような状況だとしたら、窓を開けて換気する事の重要性は大きな割合を占めないでしょう

・日中は留守が多い

仕事などで昼間はほとんど家に誰も居ない場合、窓を開けていられる時間は僅かなものではないでしょうか

現在も出かける際には戸締りはしないというお宅もあるでしょうが、今後の日本は昔と違って平和に包まれた日常が続くとは限りません

やはりどのような場所、時間に限らず、防犯意識は高めていく必要性があるでしょう

そう考えると、お風呂に窓が無いということは安全と防犯に役立つということでもあります

換気扇でも換気はできる

お風呂の窓を開けて換気をしなくても、換気扇でも十分換気は可能です

・換気扇と脱衣場の窓を併用することも有効的です

・入浴後にお風呂の壁や床を乾いたタオルで拭き取るだけでも湿気は減ります

換気にこだわることは、それほど重要なことではないでしょう

▽あわせてオススメ ユニットバスに欲しいアイテムたち

【ユニットバス】だからこそデキるメリット

窓が無い事によるメリットを紹介します

・コスト削減に貢献

窓が無ければ当然その分の材料費をカット出来ます

もし樹脂サッシにペアガラスを使用したと場合と比較してみれば、一目瞭然でしょう

・防犯の面が有利

覗かれたりする心配もありませんし、当然窓から侵入される心配もありません

お風呂の窓は閉め忘れが多い場所でありますし、よく使われるルーバー窓は窃盗犯に狙われやすいので、窓が無いことは防犯面の強化になります

・断熱性の向上

どうしても窓の部分というのは温度が下がるので、窓が無ければその分暖かくなります

特に寒冷地では、その恩恵を存分に味わうことが出来るのではないでしょうか

・強度が高くなる

窓が無いことで、家もユニットバス自体の強度も上がるでしょう

開口部というのはどうしても強度が落ちますから、窓が無いことはこんな部分にも恩恵があります

・圧倒的に掃除が楽

窓が無い事でサッシの溝や細かい部分の掃除が一切無くなります

家事の負担を軽減するということは、大きな意味を持つのではないでしょうか

メリットを活用して便利を手に入れる

窓を取り付ける分の予算をカット出来たら、その予算を換気乾燥暖房機の購入に充ててみるのはどうでしょうか

月々のランニングコストは考えなければなりませんが、オススメのアイテムです

お風呂内を換気乾燥することはもちろん、寒い季節には暖房機能も役立ちます

さらに洗濯物を干す事も出来るので、生活に潤いを与えてくれるでしょう

もちろん窓が無いデメリットはある

やはりデメリットも当然あるので紹介します

・開放感は失われる

壁に囲まれた状況になりますので、当然ながら解放感は失われます

選択する壁カラーによっても変わると思いますが、全面黒系の壁の場合は辛いかもしれません

白系やパステル系を選べば案外気にならないかもしれませんが、慣れるまではどうしても窮屈な感じを避けられないでしょう

人にもよると思いますが、慣れてしまえば案外気にならないものではないでしょうか

・外部からの明るさは失われる

外部からの明かりが入ってこないので、照明に頼るしかありません

しかし昼間入浴される方にとってはデメリットでしょうが、暗くなってから入浴される方にとってはあまりデメリットにはならないでしょう

暗くなれば窓があっても照明を付けなければならないのですから

・換気面では劣る可能性がある

換気方法が換気扇のみと比べると、窓全開に換気扇を使用した場合には敵いません

しかし窓を開けられない状況の場合、結果は変わらないでしょう

・窓枠に物が置けない

もしかしたこれが一番のデメリットと感じる人がいるかもしれません

窓枠のスペースはシャンプーや子供のおもちゃなど、収納スペースが少ないお風呂にとって物を置くのに重宝する場所になります

しかし壁に簡単に取り付けられる収納などもありますので、工夫次第ではデメリットにはならないでしょう

まとめ

柔軟な発想と新しい提案、それが建築業界にはもっと必要ではないか

当たり前のようにお風呂には窓をつける、そう考え思い込んでいる人達がユーザー側だけではなく、建築側の人間にも非常に多く存在しています

個人的に昔から気になっていて、違う見方や発想がある事を知って欲しかったので、今回記事にしてみました

マンションの例を出したように、世の中には窓の無いお風呂なんていくらでもあります

常識や人の意見も大事だとは思いますが、自分の意見や考えを持っていないと、納得する物を作る事は難しいのではないでしょうか

もちろん外の景色を楽しむ事が出来る環境があって、外を眺めながら入浴するのが目的のお風呂の場合は、スタート地点が違うのでご理解ください

そのような条件が整っている場合、大きめの窓を取り付ける事をお勧めします

選択の幅は広く、選択筋は多い事、これが希望を叶える近道になると思います

ご覧頂きありがとうございました

この記事を参考にして頂けたら幸いです

それでは素敵なバスライフを

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