皆さんはユニットバスの天井にアーチ型があるのをご存知でしたか?
最近のユニットバスはフラット天井という平らな天井が主流の為、あまり見かける機会がないのが現実です
当然そのアーチ天井にもメリット・デメリットがありますので、アーチ天井についての説明を含めてご紹介していきたいと思います
この記事はユニットバスのアーチ天井に関する情報となっており、ユニットバスを選ぶ際の参考にしていただくことを目的としています
また既にアーチ天井のユニットバスを使用されている方に向けた内容も含まれていますので、ぜひ最後までご覧ください
ではスタート
目次
アーチ天井とは
メーカーによって名称は少し違っていて、アーチ天井もしくはドーム天井といわれています
名前の通り天井が半円、半球状の形をしている
実際には全体が半円状になっているわけではなく、換気扇や乾燥機などを取り付けるスペースの部分は、平でなければならないので、その部分だけは平らな形状をしています
自分がユニットバスの組み立てを始めた90年代から2000年代は、このアーチ天井の人気が非常に高かったような気がします
アーチ状になっている事で頭上のスペースが増え、ユニットバスの限られたスペースがフラット天井に比べ開放的な空間になります
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体感できる利点!これがアーチ天井のメリット

アーチ天井のメリットを紹介します
・アーチ形状から広さと解放感を感じることができる
・頭上空間に余裕を感じるので、囲まれたユニットバス内でも圧迫感が少ない
多くのユニットバスは約1坪(180センチ×180センチ)の浴室内ですから、アーチ天井を採用することで頭上の空間に余裕が生まれ、解放感と圧迫感の軽減が期待できるでしょう
ちなみに水滴が天井に沿って落ちてくることを、メリットに考える方もおられると思いますが、フラット天井だからといって、通常の入浴では水滴がボタボタ落ちてくる事はありません
落ちてくるとしたら、シャワーで天井に直接水をかけた場合ぐらいなので、フラット天井を選ばれる際も安心して下さい
これがデメリット!アーチ天井のユニットバス

アーチ天井のデメリットを紹介します
・フラット天井に比べ、お手入れがしにくい
形から想像できると思うのですが、非常にお手入れはしにくいです
特にフラット天井と比べると、その差は大きいでしょう
もちろん汚れなど気にされない方には、デメリットとなりません
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アーチ天井が設定されていない!?

アーチ天井のユニットバスが欲しい場合は注意!
昨今はアーチ天井の人気がイマイチなのか、メーカーによっては設定すらされていません
アーチ天井を設定しているメーカーのカタログを見ていても、アーチ天井の写真を探すのが大変なくらいで、もしかするとメーカーもそれほど売る気は無いのかもしれないですね
現在、リクシル 、タカラ、クリナップなどのメーカーではアーチ天井が設定されているので参考にしてみてください
現在アーチ天井を使用されている方へ
アーチ天井の破損に注意しましょう
あまり天井の破損という話は聞いた事がありませんが、頭の片隅にでも入れておいてください
これは万が一天井が破損して交換が必要となった場合、現在の状況からして、アーチ天井の部品供給が止まっている可能性、廃盤になっている可能性があります
この場合はフラット天井に変更せざるを得ない可能性が高いです
まとめ
アーチ天井について紹介させてもらいましたが、いかがだったでしょうか
解放感などと引き換えに、お手入れなどにマイナス面があるアーチ天井ですが、背の高い方などは頭上空間の余裕が、窮屈な感覚を開放してくれるのでオススメかもしれません
入浴時間が短い方、浴槽に入っている時間が長い方、座って洗い場を利用する方には、解放感などはあまりメリットにはならない可能性があります
ご覧頂きありがとうございました
この記事を参考にして頂けたら幸いです
それでは素敵なバスライフを